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コロン&フィンランド放送響、クリスティアン・テツラフ 『シベリウス:交響曲第5番、組曲『白鳥姫』、2つのセレナード、2つの荘厳な旋律』 2025年6月上旬発売

シベリウス


ニコラス・コロン&フィンランド放送響、待望のシベリウス・アルバム第2作は壮麗な交響曲第5番!
テツラフを迎えた4曲も圧巻の出来ばえ。

CD

※国内仕様盤には神部智氏による日本語解説が付属します。

■作品详情

フィンランド放送響の首席指揮者は1927年の楽団創設以来フィンランド人が務めてきましたが、その歴史に新たなページを開いたのがイギリス人のニコラス・コロン。わずか1度の客演で首席指揮者に任命され、2021年9月に就任すると国内外で高い評価を樹立して任期も延長されています。
このコンビのデビュー作となった交響曲第7番他(2022年5月発売)以来となるシベリウス・アルバム第2作が登場。交響曲第5番は前作でも示されたコロンの明晰かつ繊細な音楽作りが生きており、明るさや壮麗さのみならず、内声の動きがもたらす陰影によって曲に深い奥行きを与えています。翳りを感じさせる箇所でのオーケストラが奏でるサウンドに特有のほの暗さがあるのも、この楽団ならではの魅力。暗から明に至るグラデーションが豊かになり、クライマックスが一層輝かしく感じられるのもコロンの巧みな指揮の賜物です。

交響曲に劣らぬ魅力となっているのがテツラフを迎えた4曲。彼は2002年にシベリウスのヴァイオリンと管弦楽のための作品全集を録音しており、これらの曲が長らくレパートリーに入っていることが想像できます。当時の演奏は、輝かしいサウンドでメリハリが利いてダイナミック、曲の持つシンフォニックな立派さを感じさせるものでした。一方、今回の録音では、近年の彼がブラームスやシューベルトで見せるような細部の徹底した彫琢とそこから生まれる陰影の深さ、表出される情感の豊かさが増して、心理的なドラマを感じさせるものとなっています。サロン風の小品ともヴィルトゥオーゾ・ピースとも異なる、これらの曲の真価に迫った圧巻の演奏となっています。
セレナード第1番や『白鳥姫』の中には交響曲第5番と共通する音型も現れて、アルバムを通して聴くと発見の楽しみもあります。
※国内仕様盤には神部智氏による日本語解説が付属します。
(ナクソス・ジャパン)

■收录曲目

ジャン・シベリウス(1865-1957):
1-3. 交響曲第5番 変ホ長調 Op. 82(1915/16/19)
1. I. Tempo molto moderato - Allegro moderato
2. II. Andante mosso, quasi allegretto
3. III. Allegro molto

4-5. 2つのセレナード Op. 69(1913)
4. 第1番 ニ長調
5. 第2番 ト短調

6-7. 2つの荘重な旋律 Op. 77(1915)
6. わが心の喜び(賛歌)
7. 献身(わが心からの)

8-14. 組曲『白鳥姫』 Op. 54(1908)
8. I. The Peacock くじゃく
9. II. The Harp ハープ
10. III. The Maidens with Roses 薔薇を持った乙女たち
11. IV. Listen! The Robin sings きけ、こまどりが歌っている
12. V. The Prince alone 王子は一人
13. VI. Swanwhite and the Prince 白鳥姫と王子
14. VII. Song of Praise 賛美の歌

【演奏】
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)…4-7
フィンランド放送交響楽団
ニコラス・コロン(指揮)

【録音】
2022年9月…4-5(ライヴ)
2024年4月…1-3、8-14
2024年9月…6-7(ライヴ)
フィンランド、ヘルシンキ・ミュージック・センター
総収録時間:76分

ニコラス・コロン&フィンランド放送響のシベリウス



フィンランド放送交響楽団

类别:新品发布

掲載: 2025年04月25日 16:00