Bill Evans(ビル・エヴァンス)『In Norway: The Kongsberg Concert』ディスコグラフィにも記録がない1970年の完全未発表初出ライブ音源が登場

1970年6月26日(金)、ノルウェー、コングスベルグ・キノで開催されたジャズ・フェスティヴァルで収録された貴重音源!
オリジナルのステレオ録音マスター・テープからマスタリングされたクリアな音質の注目作品!
輸入盤:国内流通仕様CD
輸入盤CD
輸入盤2LP(180g重量盤/BLACK FRIDAY対象商品)
■作品詳細
ビル・エヴァンス・エステートの協力のもと、エレメンタル・ミュージックのジャズチーム、数々のジャズ受賞歴のある「 ジャズ探偵」ことゼヴ・フェルドマンの強力タッグの元で遂に発売!
この貴重なライブ音源は近年になってコングスベルグ・ジャズ・フェスティバルのアーカイブで発見され、近年のビル・エヴァンスの発掘作品に特に実績のあるエレメンタル・ミュージックに正式盤としての発売オファーが来たものである。
1970年にビル・エヴァンス・トリオがこのジャズフェスティバルに出演した記録はあるものの、以前からこのコンサートは録音されていないと広く信じられていた。ビル・エヴァンスのどのディスコグラフィーにも掲載されていない貴重な初出音源となる。
メンバーはビル・エヴァンス(p)、エディ・ゴメス(b)、マーティ・モレル(ds) のトリオ。同年1970 年に録音された作品としてはこのアルバムと同メンバーでの「Montreux II」(CTI)が有名。他には、現在でもその評価に賛否が分かれるエヴァンスが初めてフェンダーローズのエレクトリックピアノを弾いた「フロム・レフト・トゥ・ライト」(MGM) の作品がある。ちなみこのメンバーはエヴァンス・トリオの中でも歴代最長のトリオ(1968 年~1975 年まで続いた)でもある。1973 年に初来日した時もこのメンバーであった。
「コングスベルグのような小さな場所で、ジャズが好きだからという理由だけで、世界中からミュージシャンを雇うことができるなんて主催者の熱意には感服する。一銭も稼げずにこれだけのことをやってのけるのだから....。コングスベルグでの日々は、私にとって本当に意味のあるものだった。美しい場所で、とてもリラックスして演奏することができました。」~ビル・エヴァンス。
「レゾナンス・レコードとエレメンタル・ミュージック、そしてビル・エヴァンス・エステートのエヴァン・エヴァンスと過去14年間にわたり仕事をする幸運に恵まれてきました。」「これらの録音は、1964 年に創設されたノルウェーのコングスバーグ・ジャズ・フェスティバルのアーカイヴから出てきたものです。2023 年に彼らのチームとコンタクトが取れたことは、私たちにとって大きな飛躍でした。この新しい関係にとても興奮しています」~ゼヴ・フェルドマン(プロデューサー)。
収録は全13曲。当時エヴァンスが好んで演奏していたお馴染みのスタンダード曲が中心。演奏はもちろんだが特筆すべきは音質。REVOX のA77 テープレコーダーとAGFA のPE36 テープを7.5 インチ・スピード(19cm)でSHURE 565と545 のマイクを使用して録音されています。ステレオで録音された生々しいサウンドはオーディオファンにも注目です。
付属のブックレットには、コングスベルグ・ジャズ・フェスティバルでノルウェーの批評家でもあり興行主のランディ・ハルティンが行ったビル・エヴァンス本人との貴重なインタビュー、フェスティバルで彼をサポートしたエディ・ゴメス(b)とマーティ・モレル(ds) のインタビュー、公演の客席にいたノルウェーのピアニスト、ロイ・ヘルヴィン、ピアニストのアーロン・パークス、クレイグ・タボーン、エリアン・エリアスによるエヴァンス芸術についての考察等が収められている。また、アーサー・サンドによる当時のコンサート写真や未発表写真が収められています。
輸入盤:国内流通仕様CD(規格品番 KKJ249)には、日本語解説(ジャズ評論家:杉田宏樹氏)英文解説ブックレットの完全日本語翻訳(翻訳:寺井珠重氏)が付属します。
■収録曲
01. Come Rain Or Come Shine 02. What Are You Doing The Rest Of You Life? 03. 34 Skidoo 04. Turn Out The Stars 05. Autumn Leaves 06. Quiet Now 07. So What 08. Gloria’s Step 09. Emily 10. Midnight Mood 11. Who Can I Turn To? 12. Some Other Time 13. Nardis 9:48
メンバー: Bill Evans (piano), Eddie Gomez (bass), Marty Morell (drums)
Recording: Kongsberg Jazz Festival at Kongsberg Kino, Kongsberg, Norway, Friday, June 26, 1970.
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