Curtis Harding(カーティス・ハーディング)|アトランタを拠点とするソウル・シンガーのニュー・アルバム『If Words Were Flowers』
アトランタを拠点とするソウル・シンガー、カーティス・ハーディングがニュー・アルバム「If Words Were Flowers」を発表し、確実性とコミットメントを祝福するグルーヴィーな楽曲「Can't Hide It」を新しいビデオとともに公開した。Michele Civettaが監督を務めたこのビデオには、俳優のOmar Dorsey(Queen Sugar)とAnthony Mackie(Captain America, The Hurt Locker)が登場し、70年代の架空のテレビ番組「The Velvet Touch」でCurtisがこの曲を演奏したことを紹介している。
このアルバムのインスピレーションについて、Curtisは、幼少期に母親から「私がまだここにいる間に、私に花をちょうだい」と言われていたと説明する。この言葉は、才能あるシンガーでありマルチ・インストゥルメンタリストであるCurtisの心に残り、手遅れになる前に大切な人たちに愛と感謝を示すことを思い出させてくれた。
「それがこのアルバムなのです」とCurtisは語っている。「このアルバムは、私が花を世界に向けて、この曲で伝えたいことを必要としている人に向けて贈るものです」。
激動の2年間に書かれ、ヴィンテージ・ソウル、R&B、ヒップホップ、ガレージ・ロック、サイケデリアなどの要素を取り入れたこの作品は、しっかりとしたグルーヴ、パンチの効いたホーン、そしてCurtisと頻繁にコラボレーションをしているSam Cohen (Kevin Morby、Benjamin Booker)による冒険的なプロダクションによって、生々しくて骨太な作品に仕上がっている。
「Nina Simoneは、時代を反映することがアーティストの仕事だと言っていました」とCurtisは説明する。「私は、今を生きることが大切だと思っています。そうして正直に、そして無防備になれば、必要としている人たちに届けることができるのです」。
2017年に発表されたアルバム『Face Your Fear』では、Cohenとのコンビに加え、プロデューサーのDanger Mouseが参加している。このアルバムにより、CurtisはJack WhiteやLenny Kravitzなどと共演し、ニューポート・フォーク・フェスティバル、ロラパルーザ、オースティン・シティ・リミッツなどのフェスティバルに出演し、Spotifyだけで約6,000万回のストリーミングを記録した。
また、このアルバムのトラック「On And On」は、先日、Disney+で放送されたマーベル・スタジオのミニシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のフィナーレのエンディング・シーンにも起用された。
輸入盤CD
輸入盤LP
【収録曲】
1. If Words Were Flowers
2. Hopeful
3. Can’t Hide It
4. With You
5. Explore
6. Where Is The Love
7. The One
8. So Low
9. Forever More
10. It’s A Wonder
11. I Won’t Let You Down
タグ : ソウル/R&B
掲載: 2021年09月21日 15:39