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Naxos~2021年4月第1回発売新譜情報(5タイトル)


[オンスロウ:弦楽五重奏曲集第4集/Naxos Music 公式チャンネルより]

今回は、オンスロウの弦楽五重奏曲集第4集、ヴィドールのオルガン交響曲集第5集、パウル・ヴラニツキーの管弦楽作品集第1集、フィリッポ・グラニャーニのギター二重奏曲第1番-第3番、ハレ管弦楽団とBBCフィルハモニックのソリストたちによるエドワード・グレグソン(1945-)の『インストゥルメンタル・ミュージック』といった世界初録音を含むCD5タイトルがリリースされます。

世界初録音
ジョルジュ・オンスロウ(1784-1853):弦楽五重奏曲集 第4集
エラン五重奏団

フランス古典派の作曲家オンスロウ。ロンドンでクラーマーにピアノを学び、パリではレイハに作曲を学び、古典派からロマン派への橋渡し的な作品を数多く書きあげました。貴族のたしなみとして狩猟を好み、その際の事故で聴力を失うというアクシデントのためか「フランスのベートーヴェン」と呼ばれることもある彼ですが、生活に困窮していたわけではなく、作曲活動はあくまでも趣味としてのもの。とりわけ弦楽のための作品が優れており、弦楽四重奏曲も弦楽五重奏曲も各々30以上の作品が残されています。
彼の弦楽五重奏曲は、少し前の時代に活躍したボッケリーニのようなチェロに重点が置かれているものではなく、コントラバスの低音を存分に生かした重厚な響きが特徴。これは、彼がコントラバスの名手ドラゴネッティと出会ったことで、アンサンブルにコントラバスを加えることを決意し、充実した低音を持つ五重奏が完成したのです。第4集には晩年の成熟した作風による第31番と、中期の第23番を収録。迫力ある響きが楽しめます。
(ナクソス・ジャパン)

フィリッポ・グラニャーニ(1768-1820):ギター二重奏曲 第1番-第3番
イェルゲン・スコグモ(第1ギター)、イェンス・フランケ(第2ギター)

イタリア古典派の作曲家グラニャーニ。著名なヴァイオリン製作者アントニオを父に持ち、最初はヴァイオリン、のちにギターを学びギタリストとして活動を始めます。1800年代初頭にはミラノでギターを伴う室内楽作品を出版、同時にドイツやパリで演奏会を重ね、1810年には革命後のパリに移住。この地で熟練したコンサート・プレイヤーとして評判を取るとともに、著名なギタリスト、フェルディナンド・カルッリと交友を結んでいます。彼がパリに移住を決めた頃に書かれたこの3つの二重奏曲は、グラニャーニの名技を示すかのような高い技術が要求された、明るいイタリア気質に彩られた華麗な作品。
ここで演奏するイェルゲン・スコグモとイェンス・フランケはこれまでにもアントワーヌ・ド・ロワイエ(8.573575)やホセ・フェレル(8.574011)の知られざるギター・アンサンブル曲を録音して、高い評価を得ています
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
パウル・ヴラニツキー(1756-1808):管弦楽作品集 第1集
レク・シュティレツ(指揮)チェコ室内管弦楽団パルドビツェ

モラヴィア出身の作曲家パウル(パヴェル)・ヴラニツキー。地元で音楽と神学を学ぶも、活躍の機会を求めウィーンに移住。1783年に当時スウェーデン王室の宮廷楽長を務めていたヨーゼフ・マルティン・クラウスに教えを請い、その翌年にはエステルハージ宮廷の音楽監督に就任。以降、ウィーンで指揮者、作曲家として華々しく活動するとともに、同い年生まれのモーツァルトとも交友を深め、モーツァルトの死後は未亡人コンスタンツェが亡き夫の作品を出版するための手助けをしたことでも知られています。ウィーンの宮廷でも重用され、とりわけマリア・テレジアの信頼は厚く、彼女の孫フランツ2世の戴冠式の際には華麗な交響曲を作曲しました。
このアルバムには、その『戴冠交響曲』(トラック2-5)をはじめ、1798年に出版された変ロ長調の交響曲と、2曲の歌劇の序曲、セレナータを収録。当時の聴衆たちが熱曲した、巧みな管弦楽法に彩られた流麗な旋律を存分にお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

ヴィドール(1844-19378):オルガン交響曲集 第5集
クリスティアン・フォン・ブローン(オルガン)

ヴィドールのオルガン交響曲シリーズ第5集。オルガン交響曲とは、ヴィドールがオルガニストとして奉職していたサン=シュルピス教会のカヴァイエ=コル・オルガンの音色に触発されて書かれた作品群。オルガン1台で演奏するにもかかわらず「交響曲」と題された色彩豊かな音色と荘重な響きを持ち味にしています。
このアルバムには第5番と第6番を収録、1879年に書かれた交響曲第5番は5楽章で構成され、最終楽章にヴィドール作品の中でも最も知名度の高い「トッカータ」が置かれた壮大な作品です。オルガンの響きが滝の如く降り注ぐこの「トッカータ」は華麗な雰囲気で知られ、デンマークやノルウェー、英国王室での結婚式でも演奏されるなど高い人気を博しています。第6番は5楽章形式で書かれており、1878年の"パリ万博"でヴィドール自身が初演した作品。第5番とともにパリのアメル社から出版されました。またヴィドールは自身の作品を改訂することが多く、ここに収録された第8番の第4楽章も、1901年の改訂の際に外されてしまった楽章です。
(ナクソス・ジャパン)

一部世界初録音
エドワード・グレグソン(1945-):インストゥルメンタル・ミュージック
ハレ管弦楽団とBBCフィルハモニックのソリストたち

1945年イングランド出身の作曲家エドワード・グレグソンの作品集。王立音楽アカデミーで作曲とピアノをアラン・ブッシュに師事、作曲部門で5つの賞を獲得しました。その後は優れた作曲家として、BBCフィルハーモニックやロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ボーンマス交響楽団やハレ管弦楽団などから委嘱を受ける他、さまざまな著名ソリストのために協奏曲を作曲、また吹奏楽や金管アンサンブルのための作品も多く、2016年にはブラック・ダイク・バンドに作品を提供するなどこの分野の貢献度の高さも知られています。教育者としても名高く、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジの音楽学部教授や、マンチェスター大学名誉教授として教鞭を取り、1996年から2008年までは王立北部音楽大学の学長も務めました。
このアルバムには半世紀にわたって作曲された、さまざまな楽器をフィーチャーした作品を収録。どの曲も親しみやすく抒情的な旋律を持つ耳なじみのよいもの。演奏するソリストは彼と関係が深い2つの交響楽団から選ばれた俊英たちです。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年03月03日 00:00