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Accept(アクセプト)|ドイツの重鎮ヘヴィメタル・バンドが3年振り、16枚目となるニュー・アルバム『トゥー・ミーン・トゥ・ダイ』をリリース

Accept(アクセプト)『トゥー・ミーン・トゥ・ダイ』

ドイツを代表するヘヴィメタル・バンド、アクセプト。79年にバンド名を冠したアルバムでデビュー。82年にリリースされた『Restless and Wild』のオープニング・ナンバー、「Fast as a Shark」は、当時としては革新的なスピード・ナンバーであり、スラッシュ・メタル誕生の1つのきっかけとなった、つまりメタルの歴史を変えた楽曲の1つである。翌83年の『Balls to the Wall』はビルボードTOP100にランクイン、アメリカでゴールド・ディスク認定されるなど、世界的なヒットとなった。ベートーヴェンの「エリーゼのために」をギターソロに取り込むなど、クラシック的要素も強調された85年の『Metal Heart』は、リリースから35年経った今でもメタル・ファンの愛聴盤であり続けている。

89年にバンドは一旦解散。その後何度か復活、再解散を繰り返すが、大きく風向きが変わったのが09年のこと。この年T.T.クイックのマーク・トーニロをヴォーカリストに迎え、完全復活を宣言したアクセプトは、翌年14年ぶりとなる新作『ブラッド・オブ・ザ・ネイションズ』をリリース。ファンの期待をはるかに超える快作となったこのアルバムは、ドイツのチャートで4位を記録するなど、大成功を収めた。勢いに乗ったアクセプトは、『スターリングラード』(12年)、『ブラインド・レイジ』(14年)、『ザ・ライズ・オブ・ケイオス』(17年)と強力なアルバムを立て続けにリリース。18年にはオーケストラを伴ったライヴ映像作品、『シンフォニック・テラー~ライヴ・アット・ヴァッケン2017』(18年)を発表。その存在感は増す一方であった。

前作から3年、この度リリースとなる16枚目のアルバムが『トゥー・ミーン・トゥ・ダイ』である。本作はバンド史上初、ピーター・バルテス(Ba)がいないアルバム、かつ何とトリプル・ギター体制!しかし、今のアクセプトがブレることなどあるはずもない。今回も限りなくハードでヘヴィ。次々と繰り出されるフックたっぷりのリフ、そしてお馴染みの重低音コーラスに、頭を振らずにいられるヘヴィメタル・ファンなどいるはずもない。マーク・トーニロのヴォーカルによるアルバムも、これでもう5作目。今や彼もすっかりバンドの顔だ。プロデュースは今回もアンディ・スニープ。

これこそヘヴィメタル。不純物など一切無し。ヘヴィメタルを聴きたければ、アクセプトを聴け!


国内盤CD

日本語解説書封入
歌詞対訳付き


輸入盤CD


輸入盤LP


【収録曲】
01. ゾンビ・アポカリプス
02. トゥー・ミーン・トゥ・ダイ
03. オーヴァーナイト・センセーション
04. ノー・ワンズ・マスター
05. ジ・アンダーテイカー
06. サックス・トゥ・ビー・ユー
07. シンフォニー・オブ・ペイン
08. ザ・ベスト・イズ・イェット・トゥ・カム
09. ハウ・ドゥ・ウィ・スリープ
10. ノット・マイ・プロブレム
11. サムソン・アンド・デライラ(インストゥルメンタル)

【メンバー】
ウルフ・ホフマン(ギター)
マーク・トーニロ(ヴォーカル)
ウヴェ・ルイス(ギター)
フィリップ・ショウズ(ギター)
マルティン・モイック(ベース)
クリストファー・ウィリアムズ(ドラムス)

Accept(アクセプト)

 

HARD ROCK/HEAVY METAL

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2020年11月18日 11:53