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カペラ・デ・ラ・トーレによる「四大元素」の最終章!『大地の音楽 ~ 金や銀、地下の宝物の物語』

カペラ・デ・ラ・トーレ

カペラ・デ・ラ・トーレによる「四大元素」の最終章《大地の音楽》

中世~ルネッサンス音楽を専門とするドイツのピリオド楽器管楽アンサンブル「カペラ・デ・ラ・トーレ」が、2015年から開始した、四大元素をテーマにした四部作アルバムの完結編となる「大地(土)」。
ここではRIAS室内合唱団のメンバーも加わり、「大地の音楽(Earth Music)」として6つの章で、シュッツ、ガブリエリ、マルヴェッツィ、ガストルディ、コストレー、バード、カヴァッリ、ホルボーン、プレトリウスなどのモテット、詩篇、世俗的シャンソン、舞曲による楽曲から選ばれたルネサンスとバロック音楽の声楽と器楽曲が収録されています。これらの作品が描き出すのは、地球の創造から金や銀などの地底の宝物、そして人類を育んでくれる大地にいたるまでの音楽による大きなアークとでもいうべきものです。

このアルバムでは、16世紀と17世紀の音楽によるさまざまな方法で、大地もしくは大地に関連する要素やイメージがつづられていきます。
ガブリエリの「神に向かって喜び歌え」、エステバオ・デ・ブリートの「光の創り主」、ガストルディの「愛の勝利」では、地球の創造について思いを馳せます。ガルスの「禍なるかな」、シュッツの「おお、なんと大きな不思議な業の」、コストレーの「地は大水を吸い込み」は、育まれていく大地を描いています。「大地の地下の深み」の章は、スザートによる「1000ドゥカーテン金貨」、メルキオル・フランクによる「Das Bergwerk woll'n wir preisen」、プレトリウスによる「ロレインのブランル」で表現されています。「大地と憂愁」では、ホルボーンの「憂鬱の像」とジョスカン・デ・プレの「悲しみと愁いにあふれるけれど」でメランコリーの感情に捧げられています。最後の章「大地とその実り」では、シュッツの大作、詩編「地は主のもの」で壮麗に締めくくられます。
(ソニーミュージック)

『大地の音楽 ~ 金や銀、地下の宝物の物語』
【曲目】
《大地の起源:天地創造》
1. ジョヴァンニ・ガブリエリ:『サクレ・シンフォニーエ第2巻』~ユビラーテ・デオ(神に向かって喜び歌え)(10声)
2. エステバオ・デ・ブリート:『光の創り主』
3. クリストファーノ・マルヴェッツィ:『ラ・ペレグリーナのためのインテルメディオ』~シンフォニア(6声)
4. ジョヴァンニ・ガストルディ:『5声のバレット』~愛の勝利

《育ちゆく大地》
5. ヤコブス・ガルス:モテット集『音楽作品第2巻』~禍なるかな
6. ギヨーム・コストレー:『地は大水を吸い込み』
7. ハインリヒ・シュッツ:『おお、なんと大きな不思議な業の』SWV.278

《大地の地下の深みで》
8. ティールマン・スザート:『ダンスリー』~1000ドゥカーテン金貨
9. メルキオル・フランク:『Das Bergwerk woll'n wir preisen』
10. ミヒャエル・プレトリウス:『ロレインのブランル』

《大地への回帰》
11. ゼトゥス・カルヴィジウス:『わが死の時に臨みて』
12. フランチェスコ・カヴァッリ:『死者のためのミサ』~入祭唱(8声)
13. アントニー・ホルボーン:『子守歌』
14. 作者不詳:『人生のパッサカリア』~罪人よ、汝死すべし

《大地と憂愁》
15. ウィリアム・バード:『グラドゥアリア第2巻』~地は震え
16. ジョスカン・デ・プレ:『悲しみと愁いにあふれるけれど』
17. アントニー・ホルボーン:『憂鬱の影像』
18. メルキオル・フランク:『Der Hund der mit dem Licht umbgaht』

《大地と豊かな実り》
19. アイザック・ポッシュ:『5声の器楽のためのパヴァーヌとガイヤルド』~ガイヤルド
20. ハインリヒ・シュッツ:詩篇『地は主のもの』SWV.476

【演奏】
カペラ・デ・ラ・トーレ
RIAS室内合唱団員

【録音】
2020年2月24-28日、ベルリン、ベルリン=ブランデンブルク放送局

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年08月20日 00:00