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Nightwish(ナイトウィッシュ)、世界を制したシンフォニック・サウンドが鳴り響く9枚目の新作アルバム

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2020年02月27日 15:00

Nightwish(ナイトウィッシュ)

世界最大のメタル大国と呼ばれるフィンランドにおいて、国民的メタル・バンドの地位を確立したナイトウィッシュ。6作連続でナショナル・チャートの1位を獲得してきた彼らの5年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『ヒューマン:II:ネイチャー』が発売。

最新ライヴ・アルバム/映像作品『ディケイズ:ライヴ・イン・ブエノスアイレス』もチャート1位に輝き、フローア・ヤンセン(ヴォーカル)が初のソロ・ツアー。マルコ・ヒエタラ (ベース、ヴォーカル)もソロ・アルバムとライヴを行うなど、世界のナイトウィッシュ熱がじわじわとヒートアップしていく中、遂に待望のニュー・アルバムが完成。

『エンドレス・フォームズ・モスト・ビューティフル』(2015)以来となる新作は、CD2枚組の超大作。CD19曲、CD2にフル・オーケストラをフィーチュアした8部構成の組曲1曲が収録。当初はコンセプトなどを定めることなく曲作りに入ったという本作だが、自然な過程でヒューマン=人類ネイチャー=自然2大テーマになっていった。バンドのメイン・コンポーザーであるツォーマス・ホロパイネン (キーボード)は本作を偶発的コンセプト・アルバムと描写している。

アルバムからの先行リーダー・トラック「ノイズ」はスピード感あふれるメタルと壮大なオーケストレーションが交錯するナンバー。フローア、マルコ、トロイ・ドノックレイの3人のヴォーカルをさらに効果的に使った楽曲の数々、「ハウズ・ザ・ハート」イントロのイーリアン・パイプ、「ハーヴェスト」のダンス・パート、「パン」の人間のイマジネーションへの讃歌など、世界中のファンから愛されるシンフォニック・メタルが新たな実験性と一体化して、ナイトウィッシュ史上最大の昂ぶりをもたらす。

さらに話題なのが、CD2のすべてを使った、自然を題材としたインストゥルメンタル大曲「オール・ザ・ワークス・オブ・ネイチャー・ウィッチ・アドーン・ザ・ワールド」だ。ツォーマスが地球と自然に関するドキュメンタリー映像を見ながら書いたこの組曲はフル・オーケストラをフィーチュア。彼はこの曲を「地球に向けたラブレター」と表現している。

母国フィンランドはもちろん、スウェーデンやドイツなどヨーロッパ諸国で絶大な支持を誇り、北米・南米・アジア圏の市場にも進出。日本では2005年に初来日公演を行い、ラウド・パーク16”フェスではセミ・ヘッドライナーとしてステージに立つなど、不動の人気を確立しているナイトウィッシュの新作。早くも2020年代という新しいディケイドを代表するマスターピースが生まれた。

Nightwish(ナイトウィッシュ)、2018年ブエノスアイレス公演を完全収録した映像作品 >>>>