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ポルノグラフィティ、ニューシングル『VS』に関するタワレコ在籍ラバッパーのレビュー的なもの

掲載: 2019年08月20日 23:38

更新: 2019年08月21日 12:00

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先日ポルノグラフィティのコラムを書かせて頂きましたがとくだんお叱り(?)もいただかず、ラバッパーの方々の懐の広さに感謝しております。さて、「新作『VS』のレビューを書きなさい」という使命を受けたので、特急電車に揺られながら目的地までの間に書いてみようと思います。

1.VS

名曲。

20周年、記念すべきシングル50作品目のタイトルが『VS』とはいかにもポルノグラフィティらしい。
「あの少年よ こっちも戦ってんだよ」というサビのフレーズには、因島で夢を見ていたあの頃の自分たちにハッパをかけ、「今いるところで頑張れ、そうすれば未来で同じ空の下向かい合える」と言っているように思えます。

また、「夜ごと君に話した約束たち今も果たせずにいて」という歌詞は2000年にリリースされた『サボテン』のカップリング曲『ダイアリー00/08/26』でも「夜ごと、君に話してた未来についての言葉は、いくつかは本当になって、いくつかはウソになってしまった」と綴られており、リンクしているように思えます。「未来についての言葉」がデビューしてすぐの時には「いくつかはウソになってしまった」が20周年を迎えた今は「果たせずにいる」という言葉に変化しているところに、当時は果たせなかったと思っていた夢が実はまだ途中で、果たすために戦い続けているよという想いが感じられますね。

2.プリズム

名曲&名リフ。個人的にギターソロ前、リフを弾きながらバックの音が上がっていくところが良いですね。サビの歌詞「気付いたら指をさして示してくれたのは君だった」という「君」はファンのことでしょうか。「夢か現か風か幻か 確かめるまで終わらない Great journey」20年間、まだ確かめ途中。このまま分からないままでよい、とも思います。岡野昭仁氏らしい、ファンへの感謝と21年目への想いが込められた優しい曲だと思います。

3. 一雫

名曲。3曲全部名曲か!イントロが美しい。

新藤晴一氏の歌唱部分「夢の中いるには 目を閉じてなきゃ 薄目で周りを見たくもなるが そのたびに瞑りなおした 冷めた頭じゃここにいれない」は、著書『自宅にて』や13thライブサーキット「“ラヴ・E・メール・フロム・1999”」のオープニング映像などでも同じような言葉が使われているので、凄く大事な言葉なのでしょう。札束を数えることもせず、音楽を始めた頃の夢を愚直に追い続けるという、新藤晴一氏なりの「夢との関わり方」を教えてくれます。また「ギターはその夢を描くペンで 汚れた手で触れてないかと 今問いかけたらギターはどんな顔をするかな? 」という歌詞も『ダイアリー00/08/26』に出てくる「汚れた手でGuitarを触ってはいないかな?」にリンクする。汚れていない手で夢を描くギターを弾き続けたからこそ、今がある。宛名のない手紙はたくさんの人たちに届いているし、その一雫で私たちは今日も潤って生きている。間違いなく21年目から重要な曲になるにちがいありません。

今回の20周年の記念すべきシングルはただ単に感謝を述べるのではなく、「まだ途中、21年目も戦っていく」という決意表明がどの曲にも表れていと思います。

歌詞カードを開き、この3曲の歌詞を並べて眺めるとポルノグラフィティが歩んできた20年とこれからを感じ取れるはずです。

初回限定版には『VS』のVIDEO CLIPが入ったDVDも付いてくるし、オリジナルイラスト野球カードも封入されている。可愛い。また先着特典でステッカーがついてくるが、これも可愛い。ちなみに私はサブスクもCDも買いました。

さて、特急電車も目的地へついた。
大きな芝生の舞台に立つ「あのロッカー」に会いに行こう。まだ戦ってるかな?

8/12 タワレコ在籍ラバッパー:みき

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