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WEEKEND JAZZ ~週末ジャズ名盤探訪 Vol.25

タグ : WEEKEND JAZZ

掲載: 2019年05月10日 13:00

カウント・ベイシー・オーケストラ 『エイプリル・イン・パリ』(1957)

CB

カウント・ベイシー(p,cond)
ルノー・ジョーンズ、サド・ジョーンズ、ジョー・ニューマン、ウェンデル・カレイ(tp)、ベニー・パウエル、ヘンリー・コーカー、ビル・ヒューズ(tb)、マーシャル・ロイヤル、ビル・グラハム(as)、フランク・フォスター、フランク・ウェス(ts)、チャーリー・フォークス(bs)、フレディ・グリーン(g)、エディ・ジョーンズ(b)、ソニー・ペイン(ds)、ホセ・マングァル、ウバヅロ・ニエド(perc)

曲目:
1.エイプリル・イン・パリ
2.コーナー・ポケット
3.ディドン・ユー
4.スウィーティ・ケイクス
5.マジック
6.シャイニー・ストッキングス
7.ホワット・アム・アイ・ヒア・フォー
8.ミジェッツ
9.マンボ・イン
10.ディナー・ウィズ・フレンズ

【アルバム紹介】
1.ベイシー楽団にとって名門ジャズ・レーベル、ヴァーヴでの最初のアルバム
2.楽団には欠かせない名プレイヤーがズラリ
3.タイトル曲は終わったと思ったらまた始まる仕掛けで有名

前回ご紹介のアルバムは北欧の都市デンマークがタイトルにありました。今回はヨーロッパの人気都市、花の都パリがタイトルに入ったビッグバンドの名盤である、カウント・ベイシー・オーケストラの『エイプリル・イン・パリス』です。

デューク・エリントンと並び、アフリカン・アメリカンのビッグバンド・リーダーとして名を残すカウント・ベイシー。本作はベイシー楽団としては名門ヴァーヴ・レーベルからの初のアルバムとなった1作でした。
エリントン楽団同様、オーケストラのメンバーはソロでも十分通用する名プレイヤーが揃っており、また楽団の歴史には欠かせないメンバーがここには参加しております。サド・ジョーンズ、ジョー・ニューマン(tp)、マーシャル・ロイヤル(as)、フランク・ウェス(as、ts、fl)、フランク・フォスター(ts)、そして名物リズム・ギタリストのフレディ・グリーンなどなど。

楽曲はタイトル曲を始め、“コーナー・ポケット”、“シャイニー・ストッキングス”といったベイシー楽団のレパートリー、そして楽団メンバーによるオリジナル曲が収録されております。
中でもタイトル曲は、1930年代にヴァーノン・デュークによって作曲されたミュージカル・ナンバーで、ジャズのスタンダード曲としても有名な1曲ですが、本作での演奏は非常にユニークで有名です。
それはエンディングの箇所です。曲が終わったと思ったら、「ワン・モア・タイム!」のベイシーの掛け声でまた始まり、次も終わったと思ったら「ワン・モア・ワンス」の掛け声でまた始まり、と2回繰り返し、計3回エンディングを演奏します。
こういったウィットに富んだ演奏があるとアルバムが妙に印象づきますし、アイデア(アレンジ)の勝利という気がいたします。

【スタッフのつぶやき:この1曲を必ず聴いて下さい】
“エイプリル・イン・パリ”、そして“ディナー・ウィズ・フレンズ”も。

先述の通り、タイトル曲“エイプリル・イン・パリ”のエンディング繰り返しアレンジは、数ある同曲の演奏の中でもユニーク極まりないものです。本作でまず聴くべき1曲はまずこの曲ですが、実は最後の“ディナー・ウィズ・フレンズ”も我々日本人にとってはちょっと有名なトラックです。
それはお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志の番組『人志松本のすべらない話』のテーマ曲としてオンエアされている1曲で、同番組を見たことがある方であればこの曲の持つ軽快でパンチのあるビッグバンド・サウンドによるテーマ・メロディを耳にすると「あ、コレコレ」となるでしょう。
この曲を作曲したニール・ヘフティはベイシー楽団にとっては重要なコンポーザーでありアレンジャーでもあります。
1958年にカウント・ベイシー・オーケストラが発表したアルバム『アトミック・ベイシー』は全曲ニール・ヘフティの作編曲のナンバーを取り上げた名盤です。ヘフティのオリジナル名曲“リル・ダーリン”も収録されており、そちらも聴きごたえのあるアルバムになっております。

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