Stevie Nicks(スティーヴィー・ニックス)、キャリアを総括した究極コレクションが登場

フリートウッド・マックのヴォーカリストにして、アメリカン・ロック・シーンの"永遠の妖精”、スティーヴィー・ニックス。70年代からマックのメンバーとして、またソロ・アーティストとして世界を魅了してきたロックの歌姫が、2019年、ソロ・アーティストとして“ロックの殿堂”入りを果たす。彼女にとってこれは1998年のフリートウッド・マックに続く2度目の殿堂入りとなり、女性アーティストとしては史上初めての快挙となる。
その彼女の約40年近くに亘るソロ・キャリアを辿る〈究極のスティーヴィー・ニックス・コレクション〉が登場!3枚組CD、1枚組CD、そして6枚組アナログLPの3形態で発売となる本作『STAND BACK』には、彼女がこれまでリリースしてきたソロ・アルバムからの楽曲を中心に、ライヴ音源にサウンドトラック提供曲、さらにトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズやドン・ヘンリー、ラナ・デル・レイやレディ・アンテベラムといった錚々たるアーティストとのコラボレーションなどがフィーチャーされている。
フリートウッド・マックに加入してから6年後の1981年、スティーヴィーは自身初となるソロ・アルバム、『BELLA DONNA (麗しのベラ・ドンナ)』をリリースした。全米アルバム・チャートのNo.1に輝いた本作は、これまでにアメリカだけで500万枚以上の売上を記録する大ヒットに。またアルバムからは、彼女の代表曲でもある全米No.1ヒット「Edge Of Seventeen」をはじめ、4曲のヒット・シングルが生まれた。そして続けてリリースされた1983年の『THE WILD HEART』、1985年の『ROCK A LITTLE』、そして1989年の『THE OTHER SIDE OF THE MIRROR』はいずれも、プラチナ・ディスクに認定されている。本作『STAND BACK』には、彼女がこれまでにリリースした8作のソロ・スタジオ・アルバムからの楽曲がまんべんなく収録されており、その中には、「Stand Back」や「Talk To Me」、そして「The Dealer」など新旧の全米TOP10ヒットも含まれている。
これらのソロ・シングルに加え、本作には彼女を語る上では欠かせない、様々なコラボレーション作品もフィーチャー!その中には、『BELLA DONNA』に収録されたトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズとの「Stop Dragging My Heart Around」とドン・ヘンリーとの「Leather And Lace」、そしてシェリル・クロウとの「You're Not The One」、さらにラナ・デル・レイとの「Beautiful People Beautiful Problems」が収められている。
スタジオ・アルバム作品以外にも『STAND BACK』には、1981年のBELLA DONNAツアーからの音源(「Dreams」、「Rhiannon」)、そして2009年のライヴ・アルバム『THE SOUNDSTAGE SESSIONS』からの楽曲(「Sara」とデイヴ・マシューズ・バンドの「Crash」のカヴァー)をフィーチャーすることによって、ライヴ・アーティストとしての彼女の魅力も捉えている。また映画『HEAVY METAL』の「Blue Lamp」や、映画『PRACTICAL MAGIC』の「If You Ever Did Believe」などサウンドトラックに提供した、貴重な楽曲も収録されている。
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掲載: 2019年03月01日 15:52