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英国ロック界のレジェンド、Bryan Ferry(ブライアン・フェリー)の新作『BITTER SWEET』

掲載: 2018年11月09日 13:31

Bryan Ferry(ブライアン・フェリー)『BITTER SWEET』

2019年3月に久しぶりの来日公演も決定!! 英国ロック界の粋と浪漫を体現するレジェンド、ブライアン・フェリー。ロキシー・ミュージックのフロントマンとして、またソロ・アーティストとして音楽シーンに大きな影響を与え続けている彼の最新作が届いた。『BITTER-SWEET』と名付けられた本作は、オーケストラを従えての作品となる。

本作のインスピレーションとなったのは、Sky Atlantic/Netflixで放映されたドイツのTVクライム・ドラマ『BABYLON BERLIN』。1920年代、ワイマール共和国時代のドイツを舞台にしたフォルカー・クッチャーの小説を原作とするこのTVドラマには、「Dance Away」や「These Foolish Things」などロキシー・ミュージックの音楽にその時代のジャジーなアレンジを施したものが使用されており、またフェリー自身もドラマにキャバレーのシンガーとして登場もしている。本アルバム『BITTER-SWEET』には、「Dance Away」「Bitter-Sweet」「Limbo」「While My Heart Is Still Beating」「Boys and Girls」など、ブライアン・フェリー、そしてロキシー・ミュージックの楽曲に、ジャズやラグタイム、ブルースなど、1920年代風アレンジを加えた作風が溢れている。思えば、1920年代、ジャズはポピュラー・カルチャーのサウンドトラックであり、”現代の産物”であったのだ。これら収録された楽曲がノスタルジックな雰囲気を讃えながらも、そのモダンでスタイリッシュな音像で聴くものに新鮮な驚きをもたらしたとしても、少しも不思議はない。

ブライアン・フェリーやロキシー・ミュージックの楽曲にジャズなどの1920年代風アレンジを加えた作風は、2012年にブラアン・フェリー・オーケストラ名義で発表された『THE JAZZ AGE』と共通しているが、インストゥルメンタル・アルバムだった『THE JAZZ AGE』と異なり、本作では8曲のヴォーカル・トラックをフィーチャーしている。

どこかベルリン・ダダの作品を思わせるジャケット・アートワークもやはり1920年代のドイツを意識したもの。デラックスCDは、さらに18ページのブックレットが付属したブック型パッケージでの発売となる。

アルバム・ノーツを執筆しているプリンストン大学の音楽学者、Simon Morrisonは、こう本作を分析し、表現している。「『BITTER-SWEET』は、いにしえのモダニストたちが、その若々しい熱意をもっても成し得なかったものを実現している。フェリーの音楽は、芸術の狡猾さ、そして感情の率直さを併せ持ち、冒頭で表現した“悲しき情事(Sad Affair)”によって聴くものは最後に“崩れ落ちて泣き出す(Break Down And Cry)”のだ。かくして我らは、ベルリンのTacheles ClubやChamaleonなど、20世紀がまだ若かりし頃のジャズ好きなメトロポリスの時代精神へと転送されるのだ――”BABYLON BERIN”の快楽主義へ」

ロキシー・ミュージック、デビュー作『ロキシー・ミュージック』45周年記念デラックス・エディション>>>

 

【来日公演情報】
大阪:2019年 3月11日(月) なんばハッチ
OPEN 18:00/ START 19:00

東京:2019年 3月13日(水) Bunkamuraオーチャードホール
OPEN 18:00/ START 19:00
https://www.creativeman.co.jp/event/bryan-ferry/