10月12日公開：タワー店長によるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉

2018年10月12日公開

 

これまでにないほどにポップな極上のバレアリック・ディスコ

Poolside『Heat』

2017年夏に配信のみでリリースしていた2作目が自身のレーベル＜POOLSIDE MUSIC＞より遂にフィジカル化。前作のバレアリック・ディスコ×エレクトロ・ポップな路線はそのままに今作は舞台をプールサイドから夕陽が沈むロマンティックなサンセットへ移し、より壮大に心地よいサウンドに進化。メロウな(1)にはじまり、ファンキー＆バレアリックなキラーチューン連打の(2)(3)(4)(5)、ミドル・テンポなサマーアンセム(7)等　心地よさは格別で完全に前作を越えています。

 

渋谷店：岩下 好則

 

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大人気和モノMIXが遂にオフィシャル流通

DJ NOTOYA『Tokyo 1980s Victor Edition - Boogie, Funk & Modern Soul from Japan』

リリースした数多くのミックスは軒並み即完。世界中の80's/ブギー/和モノファンから一目置かれていたDJ、DJ NOTOYAが盛り上がり続けるニュー・ディスコ・ブームをそのまま和モノにトレースしたMIXを驚きのビクター(メジャー)音源でリリース。MUROもお気に入りの二名敦子らDJ人気も高い曲から、鹿賀丈史、萬田久子、松本伊代ら驚きの昭和歌謡名曲(迷曲)までSOUL/AOR的視点で心地良くグルーヴィーに聴かせる選曲眼は流石。

 

渋谷店：岩下 好則

 

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不思議な乗り心地。ただごとではない空気。実験性と美しさを携えたポスト・パンクな仕上がり

Holger Czukay/Jah Wobble/Jaki Liebezeit『フル・サークル 』

イアン・カーティスに捧げられ1981年にリリースされた4曲入り12インチに2曲を追加したアルバム。ホルガー・シューカイと同じくカンのヤキ・リーベツァイトに加えP.I.Lのジャー・ウォブル参加でダブ色が濃くなりポスト・パンクな仕上がり。しつこく反復するベースと機械的なドラムの上をホルガー・シューカイによるサウンド・コラージュが飛び交う。HONDAリードのCMでも使用された(1)はロフト・クラシックとしても人気の早すぎたディスコ・ダブ。

 

新宿店：寺本 将己

 

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タツローへの憧れが奇跡を生んだ、幻の名盤

SO NICE『LOVE』

シュガーベイブ～山下達郎に憧れ75年に結成された日藝学生による自主制作盤。30年以上の時を超えて発掘された奇跡の1枚。演奏や録音の拙さは自主制作だからこそ感じられるフレッシュさと情熱を一緒にギュッと詰め込み心が躍る。楽曲の完成度、アルバムを通した完成度はオリジナルなもの。

 

新宿店：寺本 将己

 

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話題騒然の3ピース・バンド・デビュー

Our Girl『Stranger Today』

新世代UKガール・バンド筆頭ザ・ビッグ・ムーンのギタリスト、ソフ・ナサーン率いる男女トリオ、アワー・ガール。ドリーム・ワイフやビーチ・ベイビー等をリリースするUKレーベル、Cannibal Hymnsからのファースト・アルバム、ザ・ビッグ・ムーン～ドリーム・ワイフと完全連動する新世代UKオルタナ・ガール・ポップ・サウンド完成形。めちゃくちゃ最高です。

 

仙台パルコ店：平野 誉幸

 

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ヤバすぎるロックをぶっ放すGEZANの4thアルバム

GEZAN『Silence Will Speak』

ヤバすぎるロックをぶっ放すGEZANがメンバー・チェンジ後の新体制で放つ待望の4thアルバム。レコーディング・エンジニアにシェラックのスティーヴ・アルビニ、マスタリングに同じくシェラックのボブ・ウェストンを迎えた強力な内容で、サウンドの強烈さはこれまでの3割増し、マヒトのボーカルもぶっ刺さります。

 

金沢フォーラス店：米山 大紀

 

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イスラエル・ジャズを牽引するピアニストの初ECMリーダー作

Shai Maestro Trio『The Dream Thief』

アヴィシャイ・コーエンのバンドでの活躍などで活躍した、イスラエルの若き名匠が自身初となるリーダー作をECMよりリリース。イスラエルのシンガーソングライター、マッティ・カスピの楽曲(1)や、表題曲(3)などイスラエル人脈にて制作された本作は、マエストロならではの絶妙なタッチと相まって豊かな表現力を宿した素晴らしい作品となっています。

 

札幌ピヴォ店：小阪 和明

 

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魂を揺さぶる声の力、これぞソウル・ミュージック

Marsha Ambrosius『Nyla』

とにかく聴いて下さい。もう、言葉で伝える必要がないほど。静謐で力強く、生命力の宿る歌声が素晴らしい。リード曲“Old Times”での、一時の静寂からの終盤の展開は鳥肌が立つほど感動的です。本作は、ネオ・フィリー・ムーヴメントを担った女性デュオ＜フロエトリー＞のマーシャのソロ新作で、彼女はマイケル・ジャクソンの“Butterfly”の共作者としても有名。天国のマイケルにもきっと届いているであろう珠玉の1枚。

 

郡山店：堤 展明

 

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星空に染み渡る歌声

村松徳一『星めぐりの歌』

「ARABAKI ROCK FESTIVAL」や「いしがきミュージックフェスティバル」に参戦し、東北に中毒者が続出している岩手県宮古市出身のシンガ-・ソング・ライター村松徳一の初EP。全曲弾き語りスタイルだからこそ際立つ彼の暖かくて艶やかな歌声は一聴の価値ありです。

 

盛岡店：田中 達也

 

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80's～シティ・ポップ・ファンも虜にする極上サイケ・シンセ・ポップ

Video Age『ポップ・セラピー』

80's感漂う独特のメロウ・ムードがインディ・ファンの中で話題となっていたニュー・オリンズのデュオ待望のセカンドアルバム。80'sと未来派の間を彷徨う、絶妙なシンセ・ポップは更に中毒性が増し、曲を聴き進める毎に虜となってしまう。ハイライトはAORファンも唸りを上げるシティ・ポップ“Hold On (I Was Wrong)”。新感覚アーバン・メロウ・ポップの名盤誕生と高鳴らかに宣言したい内容です。

 

新潟店：河田 良介

 

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高崎発オルタナティブ・ロック・バンド

Mr.Seaside『boys in blue』

高崎発オルタナティブロックバンドMr.Seaside初の全国流通盤。魅力的で個性的なボーカルに、シューゲーザー・サウンドが相まり、懐かしいような忘れられないようなサウンドを放つ。楽曲を通して鳴り響くギターも聴きどころ。他にはないバンド唯一無二のバンドです。

 

池袋店：押川 和美

 

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秋に聴きたいウッドストック産フォーキー・ロックの大名盤

Karen Dalton『IN MY OWN TIME』

NYはグリニッッチ・ヴィレッジにてボブ・ディランも注目していたという、フォーク/ブルースシンガー/バンジョー奏者のカレン・ダルトンが’71年に発表した2ndアルバム。プロデュースはボブ・ディランとの仕事でも知られるベーシスト ハーヴェイ・ブルックスが務め、ウッドストックはベアズヴィル・スタジオにて録音。彼女のハスキーで独特な歌声に瞬時で虜になる大名盤。コクのあるルーティーなサウンドも最高です。ディノ・ヴァレンティの(1)、パーシー・スレッジの大有名曲(2)、マーヴィン・ゲイの(5)、ザ・バンドの(6)（泣ける）等々、どのカヴァー曲も秀逸。

 

吉祥寺店：狩野 卓永

 

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盛り上がりのUKジャズシーンの中でも一際ソウルフルなディーヴァ注目2作目が期待越えに秀逸

Fatima 『アンド・イェット・イッツ・オール・ラヴ』

2014年にリリースしたデビューアルバムがジャイルス・ピーターソンはじめ各メディア絶賛となり、期待値高まる中の2作目。2018年盛り上がりをみせるUKジャズ・シーンとも呼応して見事なフューチャー・ソウル・アルバムを完成させております。プロデューサー陣も多彩で各楽曲の個性も強めですが彼女の歌いこなしが全てをまとめ上げどれも見事。

 

津田沼店：吉原 裕也

 

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これぞ＜シティ・ソウル＞　良曲勢ぞろいのナイス・コンピ

Various Artists『シティ・ソウル:フューチャーズ～トゥデイズ・ソウル、AOR&ブルー・アイド・ソウル』

70's、80'sのAORから、近年のシティ・ポップ大流行までを繋ぐ＜シティソウル＞と言う新たな切り口を提唱した「シティ・ソウル　ディスクガイド」の著者小渕晃氏選曲のコンピレーション。音色とBPMにこだわり、心から＜良曲＞と言える音楽が勢ぞろい。AORど真ん中世代のオジさまと、近年のシティポップ界隈に興味を持つワカモノ、両者の橋渡しとして、両者が更に良い音楽に出会えるきっかけとして、最適な1枚。

 

秋葉原店：石黒 亮

 

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40年経ったけどまだ誰もこの先へ行けない、クラウトロックの巨匠が残したポップな大名盤

Holger Czukay『ムーヴィーズ 』

ジャーマン・ロック最重要バンドCANのホルガー・シューカイが79年にリリース。バラエティ豊かなポップ・ソングなのになぜか漂う密室感覚、ひんやりクールな近未来感は昨今のベッドルーム・ポップ・サイケなバンド達の教科書よ。当時日本でもサントリー角瓶CMとなったや“Persian Love”や冒頭の“Cool In The Pool”はマジ神曲。久しぶりの国内盤化です。

 

高崎オーパ店：大坪 挙

 

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J-WAVEの人気番組「TOKIO HOT 100」から時代を彩った代表曲を厳選した2枚組

Various Artists『J-WAVE TOKIO HOT 100 30th ANNIVERSARY HITS J-POP EDITION』

毎週日曜日といえばこれ。J-WAVEの人気番組「TOKIO HOT 100」の放送30周年を記念したコンピが２種(邦楽編、洋楽編)発売。1988年から現在までにチャートを賑わせた楽曲を各年ごとに収録。満足な内容となっています。番組を聞いて翌日の月曜日(新しい１週間)を迎える何ともいえないあの感触を味わえる。

 

ｸﾞﾗﾝﾂﾘｰ武蔵小杉店：柴野 直史

 

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スワンプ・ロックの代表的シンガー、初のブルース・アルバム

Tony Joe White『バッド・マウシン』

スワンプ・ロックといえばこの人、トニー・ジョー・ホワイトの最新作は初のブルース・アルバム。ブルージーな自作曲5曲に加え、ジョン・リー・フッカー、ジミー・リード、マディ・ウォーターズ、ライトニン・ホプキンスといった巨人たちの曲を、年輪を重ねたいぶし銀なヴォーカルでカバー。そしてラストを飾るのは、なんとエルヴィス・プレスリーの"Heart Break Hotel"。

 

オンライン：沼田 誠

 

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最強ジャズ・ファンク“バンブー・ボング”を最高音質で聴ける

深町純『イントロデューシング<タワーレコード限定>』

“バンブー・ボング”は最後まで緊張感MAX＆ハイテンションで登り詰める極上ブレイク・ビーツが圧倒的。深町 純名義の東芝プロユース・シリーズ第一作 を初CD化。アナログ・シンセ多用も先駆的。 深町 純 (key)、村上"ポンタ"秀一(ds) 、小原礼 (b)、大村憲司 (g)ら、赤い鳥～ALFA人脈とも言える若き才能たちが集結。

 

商品本部　邦楽&映像部：那須 基作