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グレッグ・オールマン(Gregg Allman)、約6年振り通算7枚目となるスタジオ・アルバム

2017年5月27日に惜しくもこの世を去った、米・テネシー州ナッシュヴィル出身のミュージシャン=グレッグ・オールマン。兄のデュアン・オールマンらとともに、サザン・ロック界を代表する“オールマン・ブラザーズ・バンド”のヴォーカリスト兼キーボーディストとして活躍した彼の『ロウ・カントリー・ブルース』(2011年)以来約6年振り、通算7枚目のスタジオ・アルバム『サザン・ブラッド』がリリース。

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今作は、ザ・ローリング・ストーンズやボブ・ディランの作品を数多く手掛けたドン・ウォズによるプロデュース作。2017年にアラバマ州マッスル・ショールズのフェイム・スタジオで兄デュアン・オールマンと共に録音され、ボブ・ディラン「ゴーイング・ゴーング・ゴーン」、ウィリー・ディクソン「アイ・ラヴ・ザ・ライフ・アイ・ラヴ」など、グレッグの愛した楽曲のカヴァー9曲と、今作のために書き下ろされたグレッグのオリジナル曲「マイ・オンリー・トゥルー・フレンド」の計10曲が収録されている。この選曲はパーソナルな面とプロフェッショナルな面でグレッグの意向を反映し、後にファンが気に入ってくれるような曲をグレッグ、ドン・ウォズ、マネージャーのマイケル・リーマンの3人で提案しあって決めたという。また、オリジナル曲には、残りの人生が長くないことを悟り、旅立ちを前にしたグレッグからのメッセージが込められており、まさにグレッグ・オールマンというロック・レジェンドの人生を歌った涙なしでは聴くことの出来ない一曲となっている

 

掲載: 2017年07月10日 14:41

更新: 2017年09月08日 10:30