大人気ワーナー「オリジナル・ジャケット」最新作10タイトル(2016年4月発売予定分)
旧EMI&ワーナーの音源から屈指の名盤を、発売当初のジャケットで復刻する(一部除く)人気シリーズの最新作です。クレンペラーのマーラー交響曲第9番、メンデルスゾーン“真夏の夜の夢”、ノイマン&チェコ・フィルによるドヴォルザーク、デュプレのハイドンなど見逃せない名盤が揃います。
ヴァーツラフ・ノイマン/ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集Op.46&72
ノイマン&チェコ・フィルの十八番であるドヴォルザーク作品。リズムの折り目正しさ、熟考されたオーケストラのバランス、そして弦楽器を主体とした分離の良い録音となっている。 アナログ録音時代のノイマンの素朴な叙情が、チェコ・フィルのサウンドと相まって、この上ない響きを堪能できます。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 Op.46&47(全曲)
【演奏】
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1971年11月~1972年2月(ステレオ:セッション)
クルト・マズア/フランク:交響曲ニ短調
フランスにおけるこのジャンルを代表する曲。フランクの独特の混沌としたこの音楽を、マスアは旋律を大事にし、生彩を帯びたものに仕上げています。この曲の隠れた名演として有名な演奏です。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
フランク:
交響曲 ニ短調
交響詩「アイオロスの人々」
【演奏】
クルト・マズア(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
【録音】
1992年2月(デジタル:ライヴ)
ジャクリーヌ・デュ・プレ/ハイドン:チェロ協奏曲第1&2番、ボッケリーニ:チェロ協奏曲
古典派協奏曲で見せるデュ・プレの気高さ、表情の豊かさは別格といえましょう。永遠に語り継がれる伝説の名花、デュ・プレの遺産です。2012年アビイ・ロード・スタジオにて、オリジナル・マスターテープより24bit/96kHzリマスター音源を使用。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
ハイドン:
チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob:VIIb-1
チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob:VIIb-2
ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調
【演奏】
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
イギリス室内管弦楽団(ハイドン第1番&ボッケリーニ)
ジョン・バルビローリ(指揮)
ロンドン交響楽団(ハイドン第2番)
【録音】
1967年(ステレオ:セッション)
オットー・クレンペラー/マーラー:交響曲第9番
マーラーの第9番の最大の特徴「去りゆく者の美学」を、これほど見事に描き出した例は他にほとんどありません。この世からの別れを意識させるこの作品の世界観を、クレンペラーはありのままの形で受け止め、潔く対峙しています。2012年アビイ・ロード・スタジオにて、オリジナル・マスターテープより24bit/96kHzリマスター音源を使用
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
マーラー:交響曲第9番 ニ長調
【演奏】
オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】
1967年2月 ロンドン、キングズウェイ・ホール(ステレオ:セッション)
オットー・クレンペラー/メンデルスゾーン:夏の夜の夢
クレンペラーの個性が花開いた極上の「夏の夜の夢」。クレンペラーの演奏するメンデルスゾーンは他の作曲家の作品に対する解釈同様、実に個性的でありながらロマンティック。構築性に富んだ世界観に基づく演奏は、音楽そのものの質すらも引き上げてしまうような印象を与えてくれます。2011年アビイ・ロード・スタジオにて、オリジナル・マスターテープより24bit/96kHzリマスター音源を使用
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
メンデルスゾーン:劇付随音楽「夏の夜の夢」
【演奏】
オットー・クレンペラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団,
ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
ジャネット・ベイカー(コントラルト)
【録音】
1960年1~2月 ロンドン、アビイ・ロード・スタジオ(ステレオ:セッション)
ニコラウス・アーノンクール&RCO/モーツァルト:交響曲第38~41番
名曲に新鮮な息吹を与える解釈が生み出す強い説得力。後期交響曲4曲の名作を収録しました。巨匠アーノンクールの演奏は、旧知の名曲に新鮮な息吹を与える衝撃的なものです。モダン楽器のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を、作品を深く研究した成果に基づく革新的なピリオド解釈を取り入れたもので、強烈な説得力でもち、両曲のもつ古典的で凛々しい造形美を十全に引き出しています。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
モーツァルト:
交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
交響曲第39番 変ホ長調 K.543
交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
【演奏】
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】
1981~1984年 アムステルダム、コンセルトヘボウ(デジタル:セッション)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ/リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
指揮者としてもスケールの大きさと濃厚な表現で一家をなした、ロストロポーヴィチの代表的な名演。もともとが濃厚、壮大な曲である『シェエラザード』を、これでもかというほど思い入れたっぷりに演奏した、充実感に満ちたヘビー級の内容です。情熱的で、それをストレートに表現していく指揮によって、こうした華やかで目くるめくようにドラマが展開されていきます。R=コルサコフの管弦楽法の見事さが、この演奏によりストレートに耳に飛び込んできます。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
リムスキー=コルサコフ:
交響組曲「シェヘラザード」Op.35
スペイン奇想曲 Op.34
【演奏】
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
パリ管弦楽団
【録音】
1974年7月、1976年11月&1977年3月 パリ、サル・ワグラム(ステレオ:セッション)
クラウディオ・アラウ/シューベルト:ピアノ作品集(2枚組)
20世紀を代表する巨匠ピアニスト、アラウの比較的初期に収録したシューベルト。アラウの滋味あふれる音楽が、ここに収録されています。2016年新規24bit/96kHzリマスター音源使用。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
シューベルト:
<CD1>
楽興の時 D.780
アレグレット ハ短調 D.915
行進曲 ホ長調 D.606
<CD2>
即興曲第1~3番 D.946
幻想曲ハ長調「さすらい人」D.760
【演奏】
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
【録音】
[CD1]1956&1959年、ロンドン(ステレオ:セッション)
[CD2]1956&1957年、ロンドン(モノラル:セッション)
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ/シューベルト:歌曲集「冬の旅」
シューベルトの3大歌曲の「冬の旅」。ドイツ・リートの世界最高峰の歌手として名をはせた、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウが、1955年にムーアの伴奏でEMIに入れた最初の「冬の旅」は、最高の美声と考え抜かれた表現で聞かせてくれる名盤です。Art 20bitリマスター音源使用
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911(全曲)
【演奏】
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
【録音】
1955年 ベルリン(モノラル:セッション)
フランク・ペーター・ツィンマーマン/イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集
高い技巧が要求され、コンクールなどでも常に課題曲として示されるイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ。ツィンマーマンはこうしたヴァイオリニストの登竜門的作品においても自分を見失わず、美しい音色をベースにした独特の世界を探ります。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
イザイ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27(全6曲)
悲劇的な詩 Op.12
子供の夢 Op.14
【演奏】
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン),
エドアルド・マリア・ストラッビオリ(ピアノ:Op.12&14)
【録音】
1993~1994年(デジタル:セッション)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年02月24日 18:30