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ブロック・パーティー、新メンバー加入後初となる5thアルバム

Bloc Party

UK音楽シーンの新時代を代表するバンド、ブロック・パーティーが、12年の4thアルバム『フォー』リ以来、3年半振りとなる5thアルバムをリリース!賛美歌を意味する『ヒムズ』と名付けられた待望の新作は、メンバーチェンジを経て新体制となったブロック・パーティーにとって初となるアルバム!新ベーシストに元ポーランドのバンド、メノメナからジャスティン・ハリス、ケリーとラッセルがYouTubeで見つけた21歳の紅一点ドラマー、ルイーズ・バートルを迎え、バンドに新たなグルーヴが取り入れられている。今作についてオリジナル・メンバーの一人であるギタリストのラッセルは次のように語る。

「元々ブロック・パーティーはケリーと僕が二人で曲を書き始めたことからスタートした。その後他のメンバーが徐々に追加され、バンドへと成長した。だからあの当時に戻ったみたいなんだ」

 

 

2014年から再び二人で曲を書き始めたというラッセルとケリー。新メンバーの二人はそれぞれ異なったステージでバンドに加わり、ブロック・パーティーはまた4ピース・バンドと成った。今作のコンセプトはヴォーカルのケリーが幼い頃から尊敬してやまない作家ハニ フ・クレイシのスピーチをロンドンで拝聴したことがもとになっているという。

「『マイ・ビューティフル・ランドレット』や『インティマシー/親密』の作家が福音主義的芸術がいかにイケてないかを語っていたんだ。それはすごく印象的だった。なぜなら僕にとっての音楽は宗教的な場所から誕生していた。最初に聴いた音楽は学校での賛美歌だったからね。そこで考えたんだ。もし僕がスピリチュアルな側面を持った音楽、僕や僕が大切とするもの全てにとって神秘的な音楽を作るとしたら、どうするか?って」

その結果は、バンドの成長や変化が大いに表れた作品だった。新しいアプローチから新しいサウンドを取り入れ、より自由なブロック・パーティーを誕生させたのだ。サウンド的にもケリーとラッセルにとって新しい旅立ちのような今作は、エレクトロ・ミュージックの影響を受け、それを全く異なった環境でバンドなりに表現したという。ラッセルはギターを使ってホワイト・ノイズを出したり、メロディックな音を奏でたりした。

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2015年10月26日 11:37

更新: 2015年11月04日 18:00