ストーンズの元ベーシスト、ビル・ワイマン33年振りのソロ・アルバム

今作について「最初はこういう曲をやるにはちょっと年を取りすぎたかなとも思ったんだが、でも考えてみると昔のブルース・ミュージシャンたちは死ぬまでそういう若い頃の作品を演奏していたんだから、僕だって諦めてはいけないなと思い直したのさ」と述べています。今回のソロ・アルバムはビル・ワイマンのこれまでの経歴を宣伝する為に制作されたものではなく、ビルの培って来た豊かな音楽経験を伝える為に制作されたアルバムです。トム・ウェイツ、レナード・コーナン、J・J・ケイルなど多くのアーティストからの影響、そしてビル自身の音楽性が反映された、まさにワン・アンド・オンリーの素晴らしい世界が展開されています。今作の共同プロデューサーにはアンディ・ライト(ジェフ・ベック、ユーリズミックス、シンプリー・レッドなどをプロデュース)と本作のキーボード奏者のガイ・フレッチャーが、また参加ミュージシャンはテリー・テイラー(ギター)、ロビー・マッキントッシュ(ギター)、グレアム・ブロード(ドラム)など百戦錬磨のミュージシャンです。日本盤にはボーナス・トラック収録!
【Bill Wyman(ビル・ワイマン)】
ローリング・ストーンズに31年間在籍。また7冊の著書があり、世界中で個展を開いてきたフォトグラファーでもある。また、自らメタル・バンドの発掘を行い、プロデュースを担当し、映画やTV音楽のための作曲を行うほか、リズム・キングスというバンドを結成してCDをリリースし、定期的にツアーを行うことで大きな成功を収める。1982年にソロ・アルバム「ビル・ワイマン」をリリース。レストラン「スティッキー・フィンガーズ」のマネージメントを手掛けるなど、今も精力的に活動を続けている。
掲載: 2015年08月12日 11:58