SAKEROCK、メンバーそれぞれの活動と関連ミュージシャンの作品

4月8日にラストアルバム『SAYONARA』をリリースし、6月2日の両国国技館でのライブをもって解散するSAKEROCK。SAKEROCK以外にも多方面で活躍するメンバーの作品と、彼らに関連するミュージシャンの作品をご紹介。
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6月2日の東京・両国国技館公演「LAST LIVE "ARIGATO!"」をもってバンドを解散することを発表したSAKEROCKが、現行メンバー星野源、伊藤大地、浜野謙太に加え、オリジナル・メンバーの野村卓史と田中馨を加えた5人で制作した約4年4ヶ月振りとなる5枚目のアルバムにしてラスト・アルバム『SAYONARA』。
▼メンバー&元メンバー関連作品
星野源
ミュージシャンとしての活動はもちろんのこと、映画、ドラマ、コント、文筆業など多岐にわたる活動において注目を集める存在。大病からの完全復活を果たし、よりパワフルになった活動は今後も要注目。
浜野謙太
SAKEROCKではトロンボーンを担当するが、自身がリーダーを務めるファンク・バンド、在日ファンクではキレッキレのダンスと歌とシャウトを聴かせてくれる。最近では映画、ドラマ、CMなどにも出演するなど幅広い活躍を見せている。
伊藤大地
SAKEROCKの初期メンバーの野村卓史とのユニット、グッドラックヘイワやジャズロックバンド、KILLING FLOORでの活動のほかに、細野晴臣や真心ブラザーズ等のバックでも活躍する人気ドラマ―。最近では奥田民生、岸田繁(くるり)とともに始めたサンフジンズでの活動も見どころ。
田中馨
星野源とは異なる、ちょっとおかしくてどこか切ないテイスト持つ楽曲を多く残しつつも2011年に脱退。自身のバンド、Hei Tanakaやショピンなどで活動中。
野村卓史
結成メンバーの1人。ゲスト参加したアルバム『ホニャララ』では「ホニャララ」や「千のナイフと妖怪道中記」など彼のキーボードをフィーチャーした楽曲を多数収録。現在は伊藤大地とのユニット、グッドラックヘイワやWUJA BIN BIN等で活躍。
▼関連アーティスト
マーティン・デニー
エキゾチック・サウンドの始祖と呼ばれるミュージシャン。SAKEROCKというバンド名は彼の楽曲「SAKE ROCK」から拝借されたもの。また今回のアルバムタイトルにも通じる「Japanese Farewell Song (SAYONARA)」なんて楽曲も。
細野晴臣
日本ロック史を代表するミュージシャンであり、SAKEROCKが目指した音楽性の一つ、エキゾチック・サウンドを日本でいち早く取り入れた大先輩。星野源とは連名で雑誌の連載を持ち、伊藤大地は細野バンドのドラムを担当するなど深いかかわりを持つ。
高田漣
活動初期から対バンをしたりゲスト参加するなど、頼れる親戚のお兄さん的存在。SAKEROCKに高田漣、ドラマーのASA-CHANGを加えたバンド、サケロックオールスターズでは作品もリリース。
ハナレグミ
インストバンドが作った歌のアルバム『songs of instrumental』のオープニング曲「インストバンドの唄」でボーカルを担当したハナレグミ(永積タカシ)。SAKEROCKのメンバーにとってはミュージシャンとしてだけでなく同じ高校出身のリアル先輩。
YOUR SONG IS GOOD
ギターのヨシザワ"MAURICE"マサトモがSAKEROCKのライブを見たことがレーベル、カクバリズムに所属するきっかけに。ベクトルは異なりながらもインストバンドとしてお互いに刺激を与え続けた先輩であり同志といえる存在。
二階堂和美
ジブリ映画『かぐや姫の物語』の主題歌「いのちの記憶」を担当する彼女もSAKEROCKと同じくカクバリズム所属。アルバム『二階堂和美のアルバム』にはSAKEROCKがバックの演奏を担当した「いてもたってもいられないわ」、「Lovers Rock」を収録。
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掲載: 2015年04月08日 11:06