山下達郎“Sparkle”のカヴァーで話題！ハワイの日系AORバンド、グリーンウッドの唯一作が紙ジャケ再発

1985年に山下達郎氏の名曲「Sparkle」を英語でカバー、そのバージョンをMUROが自身のMIX CD『HAWAIIAN BREAKS』に収録したことでも知られるハワイの日系バンド、グリーンウッド(GREENWOOD)のデビュー・アルバムがアーティストとの直接コンタクトによりついに一般流通!!

グリーンウッドはハワイにてベーシストでリーダーのロビン・キムラを中心に結成。当時ナイト・クラブなどを中心に活動していたローカル・バンドです。1985年に山下達郎氏の日本が世界に誇るフリー・ソウル・クラシックス「Sparkle」を英語でカバーした自主制作のシングルをリリース、DJ MUROが『HAWAIIAN BREAKS』に収録したことで一気にその名が知られることになりました。このアルバムは80年代に一度は活動休止したグリーンウッドが、2000年以降に再結成されたことをきっかけに制作されたアルバムで、前述したシングルの2曲に1985年当時にアルバム制作用に録音していたという3曲と、近年録音されたと思われる音源を加えた全11曲が収録されています。このアルバムに収録された「Sparkle」は当時リリースされたシングルとはテイクが違いますが、先のバージョン同様に冒頭のギター・カッティングから爽快に突き抜ける甲乙付けがたいバージョン。シングルのフリップに収録され、本アルバムでもラストを飾る「Cheerleader Strut」は和製EW&Fとの呼び声高いSPECTRUMの「ミーチャンGOING THE HOIKUEN」のカヴァーです。その他にもテンプテーションズやボズ・スキャッグスのカヴァーなど、ソウル＆ファンク、AORなどを程よくブレンドしたブリージンなサマー・サウンドが詰まった愛すべき作品です。