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2014年日本公演を収めた、ジェフ・ベック最新ライヴ映像作品

Jeff Beck

 

本作『ジェフ・ベック~ライヴ・イン・トーキョー 2014』は、そのジェフ・ベックの2014年ジャパン・ツアーから、4月9日のTokyo Dome City Hallでのステージを収録した映像作品だ。その長いキャリアからは信じられないほどに映像作品の少ない彼にとって、これは2008年の『ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ』、2011年の『ライヴ・アット・イリディウム~レス・ポール・トリビュート』に続く3作目となる。しかも前2作はライヴハウスでの収録だったので、ホール規模のコンサートを収めたものとしてはこれが初だ。また、ベック・ボガート&アピスのライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』(1973年)以来となる日本公演の作品化でもあり、そういう意味では日本のファンへのベックからの最高の贈り物とも言えるはずだ。

ベック以外のメンバーは、ニコラス・メイヤー(G)、ロンダ・スミス(B)、ジョナサン・ジョセフ(Dr)。スミス以外は初参加の顔ぶれだ。三者とも素晴らしいテクニックとエモーションを出し尽くした演奏ぶりを見せているが、中でもメイヤーが重要な役割を果たしている。ソロになってからのベックのライヴにセカンド・ギタリストが全面参加するのは、ジェニファー・バトゥン以来、彼が2人目だ。メイヤーは、ナイロン弦エレアコでのバッキングや見事なソロ・プレイ、エレキ・ギターでのベックとのツイン・リード、ギター・シンセサイザーと、八面六臂の活躍ぶりを見せている。

ベックの神業的なプレイは、その新たな音世界の中にあっても、燦然と輝いており、指板の上を縦横無尽に行き来する左手、弦をヒットしつつ、繊細かつ豪快にアームを操る右手、それらが繰り出す玉手箱のようなトリッキーさと、ルーツを大事にしたオーセンティックさ――本作ではそんな彼のプレイを、様々なアングルから堪能することができる。また、足元に置かれたセットリストを覗き込んで次の曲を確認したり、ユーモラスにおどけてみせたりと、あまりに神格化されたジェフ・ベックの、本来持つ人間くさい姿をかいま見ることができるのも、本作の大きな魅力のひとつだ。

ボーナス映像は、メンバー紹介、楽曲紹介、ツアー・ドキュメンタリーの3本。これらの中では、ベックの貴重なトークもふんだんに聞くことができる。最新ライヴ映像に加えて、このようなビハンド・ザ・シーンもたっぷりと収められた本作は、ベックの今をリアルに感じさせると同時に、未来を様々な形で予感させるものとなった。

【メンバー】
ジェフ・ベック(ギター)
ロンダ・スミス(ベース)
ジョナサン・ジョセフ(ドラムス)
ニコラス・メイヤー(ギター)

 

 

 

Jeff Beck

 

『ジェフ・ベック~ライヴ・イン・トーキョー 2014』の発売に合わせ、スタジオ盤を超えるクオリティを求め2007年にレコーディングされたジェフ・ベック渾身のライヴ『ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ』が、DVDには未収録だったビッグ・タウン・プレイボーイズとの7曲、CDにはエリック・クラプトン等ゲスト参加の5曲とビッグ・タウン・プレイボーイズとの7曲を追加収録してそれぞれ2枚組仕様へとアップグレード発売が決定!さらに日本盤としては初のブルーレイで2014年ヴァージョンもリリース。

 

 

 

掲載: 2014年10月29日 13:11