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アバド、ザルツブルク音楽祭ライヴ音源登場!~1979年ECユース管、1994年マーラー・ユーゲント管

掲載: 2014年09月09日 19:30

アバド、ザルツブルク音楽祭ライヴ音源登場!~1979年ECユース管、1994年マーラー・ユーゲント管

2014年のORFEO「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」の一枚は、ことし1月に世を去ったクラウディオ・アバドを追悼する内容で、いずれの設立にも巨匠が深く関わったふたつのユース・オーケストラを指揮してザルツブルク音楽祭でおこなったライヴ演奏を収録しています。
1976年の設立当初よりアバドが音楽監督を務めたEC(欧州共同体)・ユース・オーケストラ(現在はEU・ユース・オーケストラへと改称)との演奏は1979年のもの。アバドが若き音楽家たちを率いたアムステルダム、ボン、パリ、ルクセンブルク、ブリュッセル、ミラノ、ローマを巡る就任ツアーの翌年にあたり、由緒ある音楽祭の晴れの舞台のお披露目ということで、プログラムにはアバドが得意とするシェーンベルク、ストラヴィンスキーが組まれ、アンコールの「タイボルトの死」まで気合いの入った内容となっています。
「ワルシャワの生き残り」では、映画「ニュルンベルク裁判」「遠すぎた橋」で知られるオーストリアの名優マクシミリアン・シェルが迫真の語りを聴かせてくれます。
ウィーン・フィル、ベルリン・フィルをはじめ、ヨーロッパ有数の楽団のメンバーを数多く輩出しているグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラもまた、1986年にアバドの提唱で設立されており、亡くなるまで音楽監督を務めました。ムソルグスキーはアバドが好んでよく取り上げた作曲家ですが、「はげ山の一夜」は1980年のロンドン響とのセッション録音、1993年のベルリン・フィルとのライヴ録音でもそうでしたが、こだわりの原典版による演奏。こちらもEC・ユース管同様に、巨匠を慕ってやまない若い音楽家たちとのコラボレーションで生み出される演奏の熱に圧倒される出来ばえです。
なお、このアルバムに収録されているすべての曲目は、以前に音楽祭の自主制作盤としてもリリースされたことがありますが、長らく廃盤が続いていたので、このたびのカタログ復活は嬉しいところです。
(キングインターナショナル)

【収録内容】
・ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲op. 43
・シェーンベルク:ワルシャワの生き残りop.46 *
・ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)
・プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」組曲第1番 op.64bisより「タイボルトの死」
 マクシミリアン・シェル(語り手)*
 ウィーン・ジュネス合唱団 *
 ECユース・オーケストラ
[録音:1979年8月13日 ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ・ステレオ)]
・ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」(原典版)
 グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
[録音:1994年7月29日 ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ・ステレオ)]
【指揮】
クラウディオ・アバド

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