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遅咲きのSSW、LP(エルピー)待望のデビュー・フル・アルバム

掲載: 2014年08月29日 20:32

LP

 

2012年、ライヴEP+DVD『Into The Wild』という形で斬新なデビューを飾った、シンガー・ソングライター、LP(エルピー)。その年には自らのバンドを率いてサマソニ'12で初来日してここ日本のファンにもシンガー/パフォーマーとして鮮烈な印象を残した彼女の、待望のファースト・フル・アルバムが遂にリリース!

現在はロサンゼルスを拠点に活躍するLP。元々はリアーナやクリスティーナ・アギレラ、バックストリート・ボーイズなど、数多くの大物アーティストらに楽曲を提供していた売れっ子ソングライターだった。

その彼女が、自らの歌を自身の声に載せることを決め、ソロ・アーティストとして活動を始めたのは2011年。Soho House、BardotやSayers Clubなど、LAのいわゆるおしゃれスポットをソールド・アウトにした彼女が遅咲きのシンガー・デビューを果たすことになるのが2012年。デビューEPがライヴEPという、これまで培ってきたライヴ・アーティストとしての実力をフルに見せつけた作品でシーンに登場し、EPのタイトル曲「Into The Wild」がCitibankのTV CMで使用されたり、またRolling StoneやCNN、USA Today、さらにはVogueといったメディアから幅広く注目と賞賛を集めた。

満を持してリリースされた本作のプロデュースを手掛けるのはデビューEP同様、ロブ・カヴァロ。EPの時は、彼女がスタジオの産物でなく、 “本物の才能” を持ったアーティストであることを証明するのが最大の目的だったと語っていたロブだが、本アルバムでもそのアプローチを取り入れているという。

「ロブは私の声を引き出したかったの。彼は、声こそが核となる楽器であり、それがアルバム全体を引っ張っていく機動力になるべきだと断固主張していた」そうLPは語る。その言葉通り、本作ではLPが、力強く歌い上げるオープニング曲の「Heavenly Light」から、控えめなトーンのタイトル曲「Forever For Now」まで、様々なヴォーカル・スタイルに挑戦しているのが伺える。

ロブ・カヴァロの他、本作にはティム・パグノッタ、イザベラ・サマーズ、PJビアンコ、ジャスティン・ピルブロウなどがプロデュースに参加している。収録されている12曲は、それぞれ異なった趣を持っているが、通して聴けば、統一感のある、意気揚々とした傑作アルバムに仕上がっているのが分かる。