デジタル世代のストーリーテラー、ルイス・ワトソン、遂にアルバムをリリース
掲載: 2014年08月18日 10:28

自宅でレコーディングした楽曲をYouTubeに投稿し、徐々に注目を集めるようになった彼が、初めてのEP『It's Got Four Sad Songs On It BTW』をリリースしたのは2012年の夏のこと。そのEPは、発売日にエド・シーランやアデルといった名前が並ぶ、英iTunesのシンガーソングライター・チャートの1位を獲得、結果、彼は19歳でワーナーブラザースUKとの契約を手にする。
その後も彼は、続々とEPをリリースし続け、これまでにリリースされた5枚のEPは全て英iTUNESのTOP10に輝き、いずれも前作の売上を上回っていった。それと同時に彼のファンもオンラインを中心にどんどんと広がり、YouTubeの総再生回数は500万回を超え、Facebookのいいね!数も10万を突破、そしてTwitterのフォロワー数も7万を超えている。そして昨年、ロンドンのKokoで行った初のヘッドライン・ショウがソールド・アウトとなり、グラストンベリー・フェスティヴァルへの出演も果たした彼が、遂にフル・アルバムをリリースする。
2013年の殆どをデビュー・アルバムの為の曲作りに費やしたルイス。そして出来上がった曲はフル・アルバム2枚を優に作れるぐらいの数だったと言う。「毎日曲を作るのが本当に嫌になった時もあったよ。思いほのか、骨の折れることだと感じたこともあった」そう彼も認めている。「でも60曲をならべて、そこからアルバムに入れる曲を選ぶのはすごく大変だったよ。だから僕が選んだ曲は、最上のものばかりだよ」そして選ばれた楽曲は、アルバムのレコーディング間際まで取り組んでいたものから、彼の初めてのEPに収録されている「Windows」まで、彼のまだ短いソングライティング・キャリアを網羅したものとなっている。
アルバムにはルイス・ワトソンのソングライターとしての成長が、曲を通してまるでドキュメンタリー映画のように描かれている。彼の初期作品を新しくレコーディングしたものから、昨年書き溜めていた60曲から選びに選び抜いた楽曲まで、ここに収録されている11曲はすなわち、ルイス・ワトソンの成長の記録でもある。「ソングライティングは、他のものと同じだよ、練習すればするほど、上達していくんだ」ソングライティングの過程で、学んだことについて彼はこう語る。「でもね、クリエイティヴィティのスイッチは自分の意志で入れたり、切ったりできないんだ――曲作りが乗らない日だってあるのさ」
またルイスはアルバムについて、こうも語っている。「僕は“古い楽曲をリパッケージ”する派じゃないんだ。オリジナルのEPは、あくまでも制作過程的なものであり、アルバムに収録されているヴァージョンはもっと磨き上げられているものなんだ」そう彼は説明する。「アーティストとしての僕自身の成長過程と、曲がどう進化発展していったかを、このアルバムを通して見せることが出来たらと思ってるんだ。確かに、オーソドックスなやり方じゃないかも知れないけど、こうした機会を与えられたことはラッキーだと思っているよ」
英国のメディアも「彼の豊かな言葉は、彼を次のベン・ハワードに出来るかもしれない」(ジ・インディペンデント)、「彼はエド・シーランの成功をなぞることになるかもしれない。彼の感情をむき出しにしたストーリーテリングは、“Aチーム”の巨大なファン層の間で共感を呼ぶに違いない」(サンデー・タイムス・カルチャー)、「アンセムのような曲を歌い、キラキラと輝く目、そして友と肩を組んでいっしょに歌いたくなるコーラス…更にハスキーな大人っぽさが彼の声にはある」(ザ・テレグラフ)などと絶賛。大きな期待を受けた、シンガーソングライターが英国の地にまた花開く。