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InterFM「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru」レコメンド特集<3>

アーティストデビューよりもDJデビューのほうが実は早かったUtada Hikaruがレギュラーを務めていた「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru」。2014年3月18日をもって最終回を迎えました。その番組の中で、現在人間活動中である彼女が日々の生活の中で出会った音楽を紹介していました。この特集では番組でレコメンドされたアーティスト、楽曲を、宇多田ヒカルのコメントとともに紹介。是非、ご覧いただき、“今の宇多田ヒカルを感じてください。



<Episode 3 Playlist/2013-07-16>



■THE XX「INTRO」
「このスネアの音をずっと聴いていたい」って思うような曲を紹介していきたいと思います。THE XXの「INTRO」という曲なんですが、多分このスネアは幾つかの音色を重ねてある音で、だから、「すごく若いブレンドウィスキー」みたいな味というか、音がするなと思うんですね。若いからちょっとキツさもあるんだけど、バランスはすごくいいし、とにかく最初に入ってきた瞬間もう、「うわー、キター! 気持いい」ってなるような、すごくテンションが上がる1曲です。

 

■JEFF BUCKLEY「EVERYBODY HERE WANTS YOU」
とにかくもうスネア、まあ、ドラム全体なんだけど、間がすごくあって、シンプルっていうのがすごくセクシーだなと思うんです。リバーブがかかってるシンプルなスネアが、もう、「エロい!」っていうぐらいセクシー。で、すごくすごく、歌詞とかメロディとか全部好きな曲なんだけど、特にスネアが私はグッと来るなという1曲です。

 

■DRAKE F/ THE WEEKND「CREW LOVE」
これはとにかく「じらし系」の1曲です。なかなかスネアのパートが入ってこなくて、最初フィンガースナップで始まるの。すごい優しくてウエットな感じのリバーブがかかった音で、すごくセクシーなのね。その後に本チャンのスネアが入ってくるんだけど、そこに注目してほしいです。

 

■DRAKE「STARTED FROM THE BOTTOM」
実はスネアのパターンというか、スネア以外の音をいろいろ組み合わせてるんだけど、そのやり方がすごく凝ってて、聴けば聴くほど、凝り方がね、おもしろいの。こういうラップとかヒップホップの曲でそこまでドラムのパターンが凝ってるっていうのはあんまりなくって、とにかくこの曲はトラックが大好きなんです。スネアとかの音色それぞれは、そんな大した音じゃないんだけど、アレンジの仕方がいいなと、ぜひ参考にしたいなと思うようなやつですね。

 

■PBROWNSTONE「IF YOU LOVE ME」
とにかくボーカル勝負っていう感じの曲で、トラック自体すごくシンプルで、ほとんどドラムとボーカルが一番聞こえる、目立つアレンジで、ドラムのパターンも音色もすごくシンプルなんだけど、淡々と運んでいく感じが逆にボーカルの感情を際立たせてるっていう曲。

 

■MARVIN GAYE「MERCY MERCY ME」
すごく社会派な内容の曲で、環境問題について嘆いてるのね。放射能だとか、いろんな環境汚染について歌ってて、全体的に嘆いてる感じで、彼のボーカルもすごく優しいスタイルのボーカルでしょ。それがスネアのちょっと優しいきれいな音とマッチしてると思うのね

 

■U2「SUNDAY BLOODY SUNDAY」
昔よく仕事の前に聴くことが多くて、特にちょっと疲れてるときとか、いまいちテンションがあがらないなー、ちょっとダルいなーっていうときなんかに聴くと、必ずテンションが上がって、やる気がわいてきて、「よっしゃ、やってるでー!」ってなる1曲です。

 

■BRUCE SPRINGSTEEN「STREETS OF PHILADELPHIA」
大大大大大好きな曲。どんだけ好きかっていうと、10歳ぐらいのときに聴いて、すごく好きになっちゃって、初めて耳コピした曲なのね。曲をかけながらキーボードに座って音を探ってコード進行を探してメモってくっていう作業をしてた。

 

■宇多田ヒカル「PASSION」
自分の曲の中で、一番ドラムパターン、特にスネアの音とパターンが好きな曲。

掲載: 2014年03月17日 19:35

更新: 2014年03月17日 19:40