【Italian Rock Fantasy Vol.1】PFM初の2枚組となる新作＆日本未発売作品SHM-CD紙ジャケ化

26作目になるニュー・アルバム『イン・クラシック～モーツアルトからの祭典』（原題：PFM IN CLASSIC - Da Mozart a Celebration）はPFMにとって初のオーケストラとの共演＆スタジオ制作ダブル・アルバムとなる作品。

ディスク1はモーツアルト、サン・サーンス、ドヴォルザーク、マーラー、プロコフィエフ、コルサコフ、そしてヴェルディという７人のクラシック・ミュージックの巨人の代表曲をオーケストラと共に演奏、曲中にPFMならではのスリリング、かつ繊細なインストゥルメンタル・パフォーマンスを加えることにより、ストーリー性を感じさせるダイナミックな楽曲へとアレンジされており、PFMとオーケストラの相性の素晴らしさを強く感じさせる。そしてそれと同時にこれまで多くのアーティスト達がクラシック・ミュージックを様々なジャンルのアレンジに取り組んできているが、PFMの音楽性と演奏力がそれらとは唯一無比なるものであることにも魅了される。

そしてディスク2では、PFMの代表曲6曲がオーケストラ・アレンジを加わることにより、彼らの名曲がまた新たな輝きを伴って生まれ変わり、楽曲の素晴らしさを再認識させます。ライヴでの定番である「新月～原始への回帰」はストリングス・サウンドによって、より抒情的に。亡きアレアのヴォーカリスト、デメトリオ・ストラトスに捧げた「声のマエストロ」はオーケストラ・アレンジが効いて、情熱的なポップ・ミュージックに。そしてデビュー曲の「9月の情景」はオーケストラがサポートするサビの部分はより万人に強く訴えかける大胆かつ繊細な楽曲に変化しています。

間違いなくこのニュー・アルバムは彼等の代表作の一つとなり、プログレッシヴ・ロックの名盤の一枚になるでしょう。