注目アイテム詳細

アタリ・ティーンエイジ・ライオットが最新アルバム『RESET』を発表

Atari Teenage Riot

 

90年代、ロックとテクノの既成概念を覆し、過激なメッセージにノイジーな高速ブレイクビーツを融合させたヘヴィなサウンド『デジタル・ ハードコア』のジャンルを生み出し、フジロックを含む、来日公演でのオーディエンスを暴徒化させるほどの過激な伝説的ライヴ、ビースティ・ボーイズ主宰〈GRAND ROYAL〉からの全米デビュー、機動隊が出動し、メンバー全員が検挙される事態にまで発展した反NATOのデモでのパフォーマンス、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ナイン・インチ・ネイルズとのツアーなど、音楽史に数多くの伝説を刻み込んできたアタリ・ティーンエイジ・ライオット。

 

Atari Teenage Riot

3枚のアルバム『Delete Yourself 』『The Future Of War』『60 Second Wipe Out』をリリースした後、オリジナル・メンバーの死をきっかけに活動停止状態だったが、2011年に12年振りとなる4枚目のアルバム『Is This Hyperreal?』で完全復活。東日本大震災後の来日となったフジロックでは、ステージ上で福島原発事故に触れ、政府による情報隠蔽を痛烈に批判するなど、会場をモッシュと興奮の渦に巻き込む圧倒的なパフォーマンスを見せた。

そして2014年ついに届けられた最新作『RESET』で、ATRは新章へと突入する。ATRの代名詞である過激で強烈なサウンド・プロダクションと、さらにパワフルかつ即効性を強めたリフが生み出すインパクトは間違いなく史上最高レベル。この混沌の時代に向けられたアレックの痛烈で片時もブレる事の無い政治的メッセージは、以前にも増して強く、鋭く、そして熱い。この混沌の時代に楔を打ち込むのは、ATRをおいて他ならない。

世界に先駆けて、3月26日 (水) にリリースされる国内盤CDは、日本語解説と歌詞対訳が封入され、ボーナストラックを追加収録。初回生産盤にはステッカーセットも封入。さらにメンバーのニック・エンドウがデザインを手掛けたTシャツ付版の販売も限定数販売される。

 

 

 

掲載: 2014年01月30日 18:18