ベーム&チューリヒ・トーンハレ管のブルックナー第8、ホロヴィッツのトロント・ライヴなど、カナダPALEXAの3タイトルが復活!
★ブルックナー:交響曲第8番(ハース版)
カール・ベーム指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
1978年7月4日、トーンハレ・チューリヒ・ライヴ<STEREO>
PALEXA CD0522(CD国内プレス、日本語解説帯付)
ベームはカラヤンと異なり、世界中のオーケストラへの客演を最後まで続けた巨匠でした。元来ライヴで燃える指揮者だけに、ウィーン・フィル以外のオーケストラとの演奏は緊張感を伴った相乗効果が聴きものです。ベームにとってトーンハレ管は長きに渡って客演を繰り返した言わばお気に入りのオーケストラですが、ディスクは当盤が唯一です。ドイツともオーストリアとも異なる価値観を頑なに守り続けたトーンハレ管の古雅とも称えたい音色、響きが耳に心地よい名演です。1978年というとベームが体調を崩す前だけに隅々まで力がこもり、真実味溢れる演奏を展開しております。(発売・販売元 提供資料)
★ラヴェル:マラルメ歌曲集、シュレーカー:室内交響曲、ヴォルフ(ストラヴィンスキー編):スペイン歌曲集、シェーンベルク:室内交響曲第1番
モーリン・フォレスター(Ms)、ラフィ・アルメニアン(指揮、p)カナディアン室内アンサンブル
1978年6月、1982年録音<STEREO>
PALEXA CD0538(輸入盤)
フォレスターは、ケベック出身なのでフランス語は無論のこと、殊にブルーノ・ワルターが重用したことからも判るように、ドイツ語の発音にも定評があります。ラヴェルの「ステファヌ・マラルメ三つの詩(溜息、空しき願い、壺の中から飛んで出た)による歌曲集」は、幻想的なメロディの中に声量豊かなフォレスターの正確な歌唱が飛翔する絶美の演奏。2曲目が、フランツ・シュレーカーの室内交響曲(26分。フォレスター不参加)。は再評価が始まりつつあるこの作曲家の名作ですが、意外に録音が少なく、貴重な存在。シュレーカーとフランス印象派との密接な繋がりを感じさせる絹糸で綾なすかのような繊細そのものの美演。3曲目がフーゴー・ヴォルフのスペイン歌曲集よりストラヴィンスキーがオーケストラ編曲をした「主よ、この地に何が実るでしょうか」、「愛する者よあなたは傷を負った」を収録。フォレスターのドイツ語は決然としたもので凛とした佇まいに思わず息をのみます。正に絶望的な慟哭といった趣きで思索に相応しい曲調です。最後にアルノルト・シェーンベルクの室内交響曲第1番(23分)が収録されておりまして、楽器の音色はフランス系故に一段と御洒落感が増しております。(発売・販売元 提供資料)
★クレメンティ:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調作品33、シューマン:三つの幻想小曲集、4つの夜曲、ショパン:夜想曲ホ短調作品72-2、ワルツイ短調作34-2、ラフマニノフ(ホロヴィッツ編):ピアノ・ソナタ第2番、アンコール2曲、リスト:コンソレーション第3番、ラフマニノフ:W.Rのポルカ
ウラディミール・ホロヴィッツ(p)
1979年11月4日、トロント、マッシーホール・ライヴ<STEREO>
PALEXA CD0541(輸入盤)
トロント・ライヴは聴いてビックリの高音質で広く勧められます。曲目はホロヴィッツが愛奏した十八番ばかり。やはり狂気を孕んだ一大の鬼才と呼ぶに相応しい尋常ならざる緊張感と、他の追随を許さぬ音色の魅力に富んだ名演。魔力に満ちたライヴです。(発売・販売元 提供資料)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2014年01月06日 16:00