ALTUSよりミケランジェリ驚きの2タイトル! 唯一のベヒシュタイン使用盤&衝撃の初来日
ALTUSより伝説の巨匠ミケランジェリの貴重な音源2タイトルがリリースされます。1つはリヒテル主宰の1975年フランス・トゥレーヌ音楽祭にて何とベヒシュタイン・ピアノを弾いたもの。2枚目は1965年の衝撃の初来日公演からK.466&《皇帝》。何れも正規盤初リリースとなります。両盤とも音質に定評のあるALTUSによる32bitデジタル・リマスター盤(ADD)です。
①ALT272/3
リヒテル主宰のフランス・トゥレーヌ音楽祭にて
なんとミケランジェリ ベヒシュタインを弾く!
グランジュ・ドゥ・メレ ライヴ
CD-1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変ニ長調 Op.26『葬送』
シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番 イ短調 Op.164/D.537
CD-2
ドビュッシー:映像第2集より第1曲「葉ずえを渡る鐘の音」、
第1集より第2曲「ラモーをたたえて」&第1曲「水に映る影」
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調『葬送行進曲』Op.35
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ;ベヒシュタイン)
録音:1975年6月26日、グランジュ・ドゥ・メレ、ステレオ・ライヴ録音
★驚くことにミケランジェリがベヒシュタインを弾いた唯一のディスクが発売されます。この音楽祭に関わった久保木泰夫氏によると『ベヒシュタインのピアノを弾くミケランジェリを聴くのは恐らく誰もが初めてだろう。この繊細な音色と優美な響きが魅力のベヒシュタインを慈しむように弾くその姿はエレガントそのものである。いつものテンポよりかなり遅めのテンポで弾くシューベルトやベートーヴェンでは間の取り方も一風変わった今までに聴いたことのない演奏である。そして美の極致となるショパンの葬送行進曲の敬虔で堂々とした中間部の繰り返しで聴衆席を一瞥するミケランジェリの忘れ難い恍惚の表情には最上の美を共感できる歓びに満ちあふれていた。』と評される極上の演奏会の大変貴重なドキュメントです。(キングインターナショナル)
②ALT274
日本の音楽界に衝撃を与えた公演の記録!
ミケランジェリの1965年来日ライヴ!!
正規盤初出
①モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
②ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調『皇帝』Op.73
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
イントリッヒ・ローハン(指揮)、読売日本交響楽団
録音:1965年3月13日、東京文化会館、モノーラル・ライヴ録音
★当時読売新聞社が全力を挙げて招聘したミケランジェリは東洋初登場ということもあり音楽界のみならず文学界にも波紋を投げかけたようで加藤周一、大岡昇平といった人たちも演奏のインパクトをつづった文章を発表したり、と大いに盛り上がりをみせました。音楽評論家遠山一行氏は「ミケランジェリを聴いた。聴き終わっていわば茫然として会場をでた」と語っていたように多くの専門家もショックをかくせないものであったようです。当時の熱気を伝える素晴らしい一枚です。音質はモノラルながら良好です。(キングインターナショナル)
掲載: 2013年12月13日 16:50