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『Glossa Cabinet 2013 Vol.2』~スペインから届く古楽の愉しみ~

掲載: 2013年05月23日 15:37

更新: 2013年05月23日 16:30

ニケ

鬼才ニケ&コンセール・スピリチュエル!グロッサ専属第1弾のパーセル!

数々の古楽革命を起こし、フランス・バロック音楽の復興を実現させてきた稀代の鬼才エルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエル。
2012年で結成25周年を迎えたコンセール・スピリチュエルとエルヴェ・ニケのグロッサ(Glossa)専属第1弾となったのが、このヘンリー・パーセル(1659-1695)の歌劇「ディドーとエネアス」の全曲録音。
ニケ&コンセール・スプリチュエルにとって「アーサー王」と並ぶ重要なレパートリーであり、イギリスにおけるバロック・オペラの代表的作品、パーセルの「ディドーとエネアス」では、序曲からビロードのような美しい響きで聴き手を幻想の世界に誘う。
ディドーを歌うラウラ・パドウェル、エネアスを歌うピーター・ハーヴェイなど、古楽界の名歌手たちが集ったソリストたちの深い歌唱にも注目。

【曲目】
パーセル: 歌劇《ディドーとエネアス》(全曲)
【演奏】
エルヴェ・ニケ(指揮) コンセール・スピリチュエル
ラウラ・パドウェル(メゾ・ソプラノ/ディドー、魔法使いの女)
ピーター・ハーヴェイ(バス/エネアス)
サロメ・ハラアー(ソプラノ/ベリンダ、第1の魔女)
マリー=ルイーゼ・デュトワ(ソプラノ/第2の女、第2の魔女)
ニコラス・マイール(テノール/水夫)
マシュー・ホワイト(カウンター・テナー/魔法使いの女の霊)
【録音】
2000年5月 ノートルダム・デュ・リバン教会(パリ)

 

ホセ・ミゲル・モレーノ

 

リュートの賢人の遊び心に満ちた新解釈。
ホセ・ミゲル・モレーノが奏でる地中海風ダウランド!

16世紀英国出身のリュート奏者兼作曲家ジョン・ダウランド(c.1563-1626)と、現代のスペインが誇るピリオド・ギターとリュートの賢人エミリオ・モレーノの時空を超えた邂逅が生んだ「ダウランドの二重奏曲集」!
モレーノは、リュート・ソロで演奏することを想定したダウランドのリュート作品を、キンテイロのギター&テオルボを従え、敢えてすべてデュオで奏でるという遊び心に満ちた新解釈を披露。
「常にダウランド、常に悲しく」や「ラクリメ(涙のパヴァン)」などの傑作が、モレーノとキンテイロ、名手2人の見事な掛け合いによって、地中海風の雰囲気に包まれながら優しく響く。

『常にダウランド、常に悲しく ~ ジョン・ダウランド(モレーノ編):ルネサンス・リュートとギター(テオルボ)のための二重奏曲集』

【曲目】
ジョン・ダウランド(1563-1625) / ホセ・ミゲル・モレーノ編:
ウィンター夫人のジャンプ/ 靴屋の女房/ 蛙のガリアード/ ジョン・ラングトン氏のパヴァン/ ラングトン氏のガリアード/ わが窓より立ち去れ/ ジョン・スミス卿のアルメイン/ 華やかな戦いのガリアード/ ファンタジー/ ラ・ミア・バルバラ(私のバルバラ)/ ノリッシュ夫人の喜び/ ニコルス夫人のアルメイン/ ファンシー/ 常にダウランド、常に悲しく/ デンマーク王のガリアード/ (タイトルのない作品)/ ケイス博士のパヴァン/ ガリアルダ/ ラクリメ(ラクリメ・パヴァン〔涙のパヴァン〕)/ レイトン夫人のアルメイン/ プレルディウム(前奏曲)/ ウィロビー閣下ご帰館/ 若い娘/ ストラング卿のマーチ/ 運命/ ぼくの受けた苦しみを/ ホワット・イフ・ア・デイ(1日でもあるとすれば)/ ハンスドン夫人のパフ(アルマンド)/ ファンシー/ ソルス・クム・ソラ(男ひとりに女ひとり)/ エリザベス女王のガリアード/ タールトンの復活
【演奏】
ホセ・ミゲル・モレーノ(ルネサンス・リュート:2002年製 ホセ・ミゲル・モレーノ作)
エリジオ・キンテイロ(テオルボ:1997年製 ルールデス・ウンシャーリャ作/ギター:1999年製 カルロス・ゴンザレス作)
【録音】
2002年9月、サン・ミゲル教会(クエンカ、スペイン)

 

ラ・ヴェネクシアーナ

 

ラ・ヴェネクシアーナが歌うルッツァスキ!
アルフォンソ2世の秘密のレパートリーを知る。

ルッツァスコ・ルッツァスキ(c.1545-1607)は、イタリアのフェラーラで生を受け、モンテヴェルディ、マレンツィオと並ぶマドリガーレの作曲家、フレスコバルディの師、アルフォンソ2世の宮廷音楽家として音楽史にその名を残す大作曲家。
フェルラーラ宮廷の音楽家としては、アルフォンソ2世に仕える「コンチェルト・デッレ・ダーメ」(女声による重唱アンサンブル)が歌い、各地の王侯貴族から注目を集めた門外不出の秘密のレパートリーを作曲するという大役を担っている。
クラウディオ・カヴィーナが率いるヴォーカル・アンサンブルは、この「マドリガーレ集第5巻」の中で、女声三重奏と器楽、つまりアルフォンソ2世の秘密のレパートリー、雰囲気の再現を試みている。
ルッツァスキの再評価の契機となったラ・ヴェネクシアーナの名唱です。

『ルッツァスキ: マドリガーレ集第5巻』
【曲目】
ルッツァスキ:
そよ風はめぐり/ わが燃ゆる吐息よ、往くがいい/ わが恋人よ、おまえから離れ/ もしもおまえがわたしの命なら/ そよ風はめぐり(※)/ おお、愛の奇跡/ おお、甘く、おお、うるわしい/ ああ、わがむごき運命よ、無上の星よ!/ あなたが去るなら、わたしは死ぬ/ うるわし恋人よ、おまえは喜ぶ/ いとしい人よ、あなたに命を与えるために/ おお、甘く、おお、うるわしい(※)/ 雪におおわれ、わたしは甘く燃え上がる/ すぐにこの心は歓喜にふるあえるだろう/ わたしを信じてください/ あなたから遠く離れてわたしは生きる/ この身はあなたのもとから離れても/ 身を焦がしつつ、わたしは死んでゆく/ すぐにこの心は歓喜にふるあえるだろう(※)/ どうしてこの心が生きられようか/ 喜ぶがいい、美しいひとよ/ 運命がわたしをあなたから遠ざけても/ 見つめるな、おまえが見つめると/ 往け、わたしの嘆きよ(マドリガーレ集第6巻より)/ わたしを信じてください(※)/ 美しいひとよ、たとえ遠くに離れていても(マドリガーレ集第6巻より)/ 心楽しく歌うがいい(マドリガーレ集第7巻より)
(※)=女声三重唱と器楽による演奏
【演奏】
ラ・ヴェネクシアーナ
〔ロッサーナ・ベルティーニ(ソプラノ)、ナディア・ラーニ(ソプラノ)、ダニエラ・ガーリ(ソプラノ)、クラウディオ・カヴィーナ(カウンターテナー&ディレクター)、サンドロ・ナリア(テノール)、ジュゼッペ・マレット(テノール)、ダニエレ・カルノヴィチ(バス)、ロレダーナ・ジントーリ(ダブル・ハープ)、フランコ・パヴァン(リュート)、ガブリエーレ・パロンボ(リュート)、ロドニー・プラーダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)〕
【録音】
1999年2月 コレット聖母マリア教会(ロレット)

古楽大国オランダの名手ハーツェルツェットのバッハ!
時代考証とバッハ研究に基づくフルート・ソナタ集!

古楽大国オランダの古楽系フルーティスト、ウィルベルト・ハーツェルツェットと、ジャック・オッホ、ヤープ・テル・リンデンという古楽界の名奏者たちの豪華共演によるJ.S.バッハのフルート・ソナタ集。
綿密な時代考証、バッハ研究に基づき、「フルートとチェンバロのためのソナタ」の1部や「音楽の捧げもの」からの「トリオ・ソナタ」では、鍵盤パートにジルバーマン・フォルテピアノを採用。
「トリオ・ソナタ」(BWV.1079)での各楽器への旋律の振り分け、「BWV.1021」のフルート版など、知性派ハーツェルツェットの新機軸が多く打ち出されているところが大きなポイントである。

『J.S.バッハ: フルート・ソナタ集』
【曲目】
J.S.バッハ:
フルートと通奏低音のためのソナタ第2番ホ短調 BWV.1034
フルートとチェンバロのためのソナタ第3番ホ短調 BWV.1032
フルートと通奏低音のためのソナタ第3番ホ長調 BWV.1035
フルートと通奏低音のためのソナタ第1番ハ長調 BWV.1033
フルートとチェンバロのためのソナタ第1番ロ短調 BWV.1030
フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV.1021
フルートとチェンバロのためのソナタ第2番変ホ長調 BWV.1031
フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV.1020(原曲:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV.1020)
《音楽の捧げもの》より トリオ・ソナタ ハ短調 BWV.1079
【演奏】
ウィルベルト・ハーツェルツェット(フラウト・トラヴェルソ)
ジャック・オッホ(チェンバロ&ジルバーマン・フォルテピアノ)
ヤープ・テル・リンデン(バロック・チェロ)
【録音】
2001年3月&2002年2月、ユトレヒト(オランダ)

 

ヌリア・リアル

 

18世紀オーケストラの首席ヴィオラ奏者とバルセロナの歌姫が共演!

18世紀オーケストラの首席ヴィオラ奏者であるエミリオ・モレーノが主宰するスペインのピリオド・オーケストラ、エル・コンチェルト・エスパニョールのデビュー・タイトルとなったのが、バルセロナに現れた古楽界の歌姫ヌリア・リアルを迎えてのフランチェスコ・コルセッリ(1705-1778)の「スペイン宮廷での音楽」。
フランス人の両親を持つ18世紀イタリアの作曲家コルセッリは、1734年にマドリード王宮の司教補佐宮廷楽長、37年には司教補に就任。その後は王室礼拝堂の名目的楽長、少年聖歌隊の学校長を務めるなどスペインを活躍の場とした音楽家である。
母国イタリアのペルゴレージやガルッピからの影響に、スペインで身に着けた色彩豊かな旋律とリズム、新鮮なソノリティが加わったコルセッリの音楽は、18世紀スペインの重要作である。

『コルセッリ: スペイン宮廷の音楽』
【曲目】
コルセッリ:
歌劇《スキュロス島のアキレス(シロのアキレス)》より 序曲
クリスマス・カンタータ《美しい声でさえずる姿の見えないうぐいす》より レチタティーヴォとアリア
歌劇《スキュロス島のアキレス》より 行進曲
聖土曜日の第2朗読
オラトリオ《サンタ・クロチルド》より 序曲
聖木曜日の哀歌
歌劇《イル・ファルナーチェ》より シンフォニア
《アスタ・アクイ、ディオス・アマンテ》より レチタティーヴォとアリア
歌劇《イル・ファルナーチェ》より 行進曲
【演奏】
ヌリア・リアル(ソプラノ)
エミリオ・モレーノ(指揮) エル・コンチェルト・エスパニョール
【録音】
2002年2月 サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル(スペイン)

舞台は17世紀初頭のフランス宮廷。ピエール・ゲドロンの宮廷歌曲集!

17世紀初頭のフランス王室で、国王と国王の母の室内楽団音楽監督、総監督を務めるなど、フランスの宮廷において重要な地位にあったピエール・ゲドロン(c.1565-c.1620)。
生没年も含めてその生涯は不明な点が多いものの、優れた「エール・ド・クール」や「バレ・ド・クール」を作曲し、シャイトやスヴェーリンクからも一目置かれていたという逸話が残るなど、宮廷音楽家としてだけでなく、17世紀初頭のフランスにおける歌曲の発展に与えた影響は非常に大きい。
ジュネーヴ出身の古楽系ソプラノ、クロディーヌ・アンセルメとミラノ音楽院で教鞭を執るリュート奏者パオロ・ケリーチのデュオが、フランスの王宮で花開いたゲドロンの音楽の魅力をじっくりと教えてくれる。

『ゲドロン: 宮廷歌曲集 ~ ロベール・バラール、ニコラ・ヴァレ、エリアス・メルテル、アントワーヌ・フランシスクのリュート前奏曲付き』
【曲目】
ゲドロン:
前奏曲 第3番(ニコラ・ヴァレ)/ 人間よため息をつくのをやめなさい/ 前奏曲 第13番(ニコラ・ヴァレ)/ ある日恋人のシルヴィーは/ 前奏曲 第175番(エリアス・メルテル)/ どのような癒やされる希望が/ 前奏曲 第131番(エリアス・メルテル)/ こうしてやむを得ず/ リュートによる第1アントレ(前奏曲)(ロベール・バラール)/ 愛の混じったため息/ 前奏曲 第8番(ニコラ・ヴァレ)/ 私はとても歌いたい/ リュートによる第5アントレ(前奏曲)(ロベール・バラール)/ もうだめだ、もう見ないだろう/ 恋するルアンドルが/ 前奏曲(アントワーヌ・フランシスク)/ 何という激しい苦しみ/ 前奏曲第109番(エリアス・メルテル)/ 羊飼いの楽しみに、喜びに/ 前奏曲 第97番(エリアス・メルテル)/ 結局、何ということだ/ 前奏曲 第207番(エリアス・メルテル)/ この思いは終わることなく/ 前奏曲 第93番(エリアス・メルテル)/ 初めて彼女を見た時/ 何を? だから恋人が/ 前奏曲 第179番(エリアス・メルテル)/ 私の魂が決して傷つかないならば/ 前奏曲 第3番(エリアス・メルテル)/ それ故この天の驚異は
【演奏】
クロディーヌ・アンセルメ(ソプラノ)
パオロ・ケリーチ(リュート)
【録音】
1995年10月 エレモ・ディ・ロンザーノ(ボローニャ)

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