J.DILLAがプロデュースした、FRANK-N-DANKのお蔵入りアルバムが復刻

デトロイト発のヒップホップ・デュオ、Frank-N-Dank (Frank Nitt & Dankery Harv)。その片割れでありJ.Dillaとは旧知の仲で、また彼の死後にファミリーが発足した団体<Yancey Media Group>が所有する音源カタログの管理者でもあるFrank Nittが自ら発起、氏も所属する老舗レーベル<Delicious Vinyl>協力のもと、2003年に制作された、J.Dillaプロデュースのお蔵入りアルバム『48 Hours』が、インスト盤付きの2枚組でオフィシャル復刻!
本編は全曲J Dillaによるプロデュースで、メジャーであるMCAからのリリースが当時予定されていたが、結局は少量のブート盤が出回ったのみで正式発売には至らなかった。その主だった原因は「サンプリング・クリアランスの問題」が通説とされており、またその「対策」として2通りのヴァージョンが本アルバムには存在すると言われているが、Frank Nitt自身はこの説を否定。「アルバムの80%が出来上がった時点で、J.Dillaが自らの意思でビートを差し替えた」と述べており、また「担当するA&Rが代わった」こともお蔵入りの原因のひとつだと言う。
兎にも角にも、10年の時を経て遂に日の目を見るこのアルバム、時を同じくしてMadlibとのタッグ=Jaylibの『Champion Sound』や、Mummy盤の『Ruff Draft』をリリースした頃、すなわちJ.Dilla節全開のラフでエクスペリメンタルな珠玉のビート群はいわずもがな。
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掲載: 2013年01月15日 14:03