夭折の天才ルクーによる代表的作品の世界初録音が遂にCD化

【Grand Slam】
夭折の天才ルクーのヴァイオリン・ソナタ&ピアノ四重奏曲
その記念すべき世界初録音が遂にCD化!
平成の盤鬼、平林直哉氏のレーベル、“Grand Slam”より注目のリリース
ベルギーが生んだ夭折の天才、ギヨーム・ルクー(1807~1894)。彼はフランクの最後の弟子であり、そのルクーがベルギーの大家イザイのために書いたヴァイオリン・ソナタは、師フランクのそれと並んで人気があります。一方のピアノ四重奏曲はルクーの生涯最後の作品で、ロマンの香りがふつふつと沸き上がるような傑作ですが、残念ながら未完となったものです。このディスクではその2曲の世界初録音を復刻していますが、これらは過去にLPの復刻すら出ていなかったものです。
演奏の中心となっているにはルクーと同郷であり、ベルギーの代表的ヴァイオリニスト、アンリ・コック(1903~1969) で、その慎ましく献身的な音色は得も言われぬ情趣を醸し出しています。
※解説はルクーの権威的存在である濱田滋郎氏によるもので、詳細でありながら聴き手を作品の内奥まで誘ってくれるような愛情溢れた筆致は読みごたえ十分です。演奏内容ともども、室内楽ファンには欠かせぬものとなるでしょう。
~おことわり~
SP(78回転) からの復刻ですので、SP特有のノイズが混入します。一部、お聴き苦しい箇所がありますが、ノイズを削りすぎると音楽の生気も失われてしまうので、復刻にあたっては極端なノイズ軽減は行っていません。(以上、平林直哉氏)
【曲目】
ギヨーム・ルクー:
1)ヴァイオリン・ソナタ イ長調
2)ピアノ四重奏曲 ロ短調(未完成;※)
【演奏】
アンリ・コック(ヴァイオリン)、シャルル・ヴァン・ランケル(ピアノ)
ジャン・ロジステル(ヴィオラ;※)、リド・ロジステル(チェロ;※)
【録音】
1)1932年
2)1933年1月、5月
【使用音源】
1)Polydor (France) 516549/12( マトリック番号:2183 1/2, 2184 1/2, 2185 1/2, 2186 1/2, 2187 1/2,
2188 1/2, 2189 1/2, 2190 3/4 BMP)
2)Polydor (Japan) 40559/61 ( マトリックス番号:2217 1/2, 2218 1/2, 2219, 2220 1/2, 2221 1/2, 2222 1/2 BMP)