オマー・アヴィタル NYジャズを沸かせるイスラエル勢の強力ニュー・アルバム
掲載: 2012年06月06日 13:10
更新: 2012年06月06日 13:10

胸を熱くする鼓動…現代ジャズ最重要作品!
イスラエル、そしてニューヨークのシーンで最も注目を集めるベーシスト、オマー・アヴィタルの素晴らしいリーダー作『Suite Of The East』が到着。
ニューヨークを沸かせるイスラエルの面々の活況ぶりは、この10年で全く勢いがとどまらない。そんな中リリースされたオマー・アヴィタルの本作は、その好奇心や期待をも軽々と満たし、CDを再生してから始まりの数分で、聴く人を興奮のるつぼの状況に引き込むこと必至です。
ストーリー性をもったドラマティックなコンポジション、中東、モロッコの音楽に影響を受けた旋律とジャズの語法を一体化した魂の音楽は余りにも懐深く大きな包容力をもつ。
数多くの才能が生まれ育ちつつあるイスラエルのシーンですが、オマーの存在はやはり別格。自らのルーツに根ざし、平和、自由への希求を音楽にする彼の哀歓溢れる曲には、民族固有のものを奏でつつ、世界の人びとの“心”(自由、平和、愛という普遍的なものを求める心)に響く音楽と感じます。もちろん、複雑な歴史状況に割り切れないものが巨大に横たわるとしても…。
本作の録音は、実は2006年末。とある小さなスタジオにて、機材もソコソコの場での録音なのだとか。しかし、最小限のスペース、状況だからこそのライヴ感も溢れ、エネルギッシュな集中力の高い演奏です。5年の時を経ても古びることなど一切なく、それどころか、この音楽がもつ普遍的な力が世の中に届くことに感謝するばかり!
作品的には、“Fresh Sound New Talent”からリリースした傑作『Arrival』の時期の録音。対にして聴きたい名作です。
【収録曲】
1. Free Forever
2. Suite of the East
3. Song for Peace
4. The Mountain Top
5. Sinai Memories
6. The Abutbuls
7. Bass Meditation
【メンバー】
Omer Avital(b、el-b)、Joel Frahm(ts)、Avishai Cohen(tp)、Jason Lindner(p)、Daniel Freedman(ds)
タイトル曲「Suite Of The East」試聴動画
その他、イスラエル出身アーティストの作品/関連作品はこちら
カテゴリ : ニューリリース