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注目の2枚組!アリス・アデール~ラヴェル:ピアノ独奏のための作品全集

アリス・アデール

 

ラヴェル: ピアノ独奏のための作品全集
フランス近代、それは大御所アデール自家薬籠中のジャンル~ドビュッシー録音から20年、満を持してのラヴェル全集は、ベルギー随一の気鋭レーベルFuga Liberaから。ユニークな解釈で知られるアデール独自の真骨頂は、2枚のディスクにどう息づくのか。
アリス・アデールのラヴェル――そう聞いた瞬間、そわそわせずにおれないフランス音楽ファンがどれほどいることでしょう? 以前、彼女がフランスのEratoに録音したドビュッシーの『映像』と『版画』からなるアルバムは、フランスの批評各誌を騒然とさせ、次々と最高点を与えられたものでした。その後2枚別々にリリースされた『前奏曲集』のアルバムもまったく同様の高評価続出、さらにFuga Liberaレーベルに移ってからリリースされたフランク作品集(MFUG509)と最新作であるスカルラッティ作品集(MFUG574)は『レコード芸術』で準特選、同レーベルの他2作(ムソルグスキー;MFUG566・フーガの技法;MFUG544)は『レコード芸術』特選、と高い評価を得ています。
名手ジョルジュ・プルーデルマッハーと同じく、ラヴェルとも知遇の深かった大家ジャック・フェヴリエの門下で育ち、その後は現代フランス屈指の大家エルサンや俊才ニューヌといった現代作曲家たちからも絶大な信頼を寄せられ、アデールはいつしか同国最高の知性派ピアニストのひとりになっていました。日本では同世代のアンヌ・ケフェレックやベロフ、ロジェ、コラール…といった面々がメジャーレーベルへの録音などにより技量に見合った確かな評価を獲得していますが、アデールは早くから小規模レーベルでの録音を好んだため知名度がやや低いものの、そのユニークな解釈姿勢(独特のピアニスティックなスカルラッティ、とてつもなく遅い『展覧会の絵』や『フーガの技法』などを聴けば、その個性にすぐ気づかされることでしょう)はある意味、他の追従を許さない深淵と洗練とを体現していると言っても過言ではありません。1945年生まれの円熟の名ピアニストとして、フランス近現代を特に得意としてきたアデールによるラヴェルの「全集」は、ファン大注目の2枚組です。

 

アリス・アデール

 

【曲目】
ラヴェル:
1. 夜のガスパール
2. グロテスクなセレナーデ
3. 逝ける王女のためのパヴァーヌ
4. 水の戯れ
5. 前奏曲
6. 鏡
7. クープランの墓
8. HAYDN の名によるメヌエット
9. ソナチネ
10. シャブリエ風に/ボロディン風に
11. 高雅にして感傷的なワルツ
12. 古風なメヌエット
【演奏】
アリス・アデール(ピアノ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2012年04月11日 16:54

更新: 2012年04月11日 17:00