注目アイテム詳細

【追悼】深町純 日本におけるシンセサイザーの第一人者

深町純

 日本におけるシンセサイザーの第一人者として、1970年代より活躍してきた作曲家でキーボーディストの深町純さんが、11月22日に大動脈瘤解離による心嚢血腫のためお亡くなりになりました。64歳でした。

 深町さんは、1971年に『ある若者の肖像』でシンガー・ソングライターとしてデビュー。以降、TVドラマ、映画、舞台の音楽の作曲、編曲、演奏や、他アーティストの作品への楽曲提供や演奏などで活躍。
 1975年のアルバム『Introducing』以降は、フュージョン/クロスオーヴァーの名作を数多く録音。村上“ポンタ”秀一、小原礼、大村憲司といった国内の一流アーティストや、ブレッカー兄弟、スティーヴ・ガッド、リチャード・ディー、アンソニー・ジャクソン、マイク・マイニエリら海外の一流スタジオ系ミュージシャンと共演し、『六喩』『オン・ザ・ムーヴ』といった名作を録音。中でも『オン・ザ・ムーヴ』に参加したブレッカー兄弟、スティーヴ・ガッド、リチャード・ティーらを日本に招き行ったライヴを録音した『深町純 & ザ・ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ』は、日本のフュージョン/クロスオーヴァーを代表する傑作として30年以上を経過した今でも聴き継がれている名作です。
 近年は、自身がプロデュースするカフェ/ダイニング・バー&ライヴ・スポット“FJ's”にて、即興演奏のライヴを毎月行うなど数多くの音楽活動を行っており、11月24日に発売された、佐藤正治、KONTAと共に結成した新しいバンド“僕らのしぜんの冒険”のファースト・アルバム『garden』、の発売直前での訃報となってしまいました。

 謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

掲載: 2010年11月22日 13:00

更新: 2010年11月30日 16:24