【FOREVER YOUNG】トーキング・ヘッズ

1973年にデヴィッド・バーン(vo)、クリス・フランツ(ds)の二人が前進バンドのジ・アーティスティクスを結成。ティナ・ウェイマス(b)を加えて“トーキング・ヘッズ”と改名し、77年にジェリー・ハリスン(key)が加わり、アルバム『サイコ・キラー'77』でメジャー・デビュー。翌78年にダンサブルな2ndアルバム『モア・ソングス』をリリースし、先鋭的なニューヨーク・パンク・バンドとして順調に活動を続けた。2ndよりプロデュースで参加しているブライアン・イーノとの『リメイン・イン・ライト』(80年)では全編にわたり大胆なアフロ・ビートを導入。エスノ・ファンクの先鞭をつけ、ロックの画期的な名盤として世界的に評価された。以後、『ストップ・メイキング・センス』(84年)などの意欲作を次々と発表するが、デヴィッド・バーンのソロ活動が活発になり、バンドが活動休止状態となって88年に解散を発表。バーンはソロとして活躍し、ほかの3人は96年にヘッズという名前で作品を発表している。
掲載: 2010年02月01日 17:34
更新: 2011年04月20日 14:13