【FOREVER YOUNG】アズテック・カメラ

ロディ・フレイム(vo、g)を中心に1980年英国グラスゴーで結成。83年にラフ・トレードからデビュー・アルバム『ハイ・ランド、ハード・レイン』を発表、ギターを中心にした爽やかで軽やかなアコースティック・サウンドが人気を得て、ネオアコ/ギター・ポップ・ブームの中心的存在となる。2ndアルバム『ナイフ』(84年)発表後、バンド・メンバーの脱退をはさみ、バンドはロディのソロ・プロジェクト的な方向へ移行。『ラヴ』(87年)、『ストレイ』(90年)、『ドリームランド』(93年)と着実に作品を発表、サウンド面でもソウル/R&Bを取り入れたり、元クラッシュのミック・ジョーンズや坂本龍一らとコラボレーションするなど、多彩な広がりをみせる。95年の『フレストーニア』を最後にロディはワーナーから離れるが、その後ソロ名義での活動を主体とし、ソロ3作目となる最新作『ウェスタン・スカイズ』(2006年)でもその健在ぶりを示している。
掲載: 2010年02月01日 18:58
更新: 2011年04月20日 12:26