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特集

POP GUIDE 4 STEPPIN'(1)

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2011年08月31日 17:59

更新: 2011年08月31日 18:59

ソース: bounce 335号 (2011年8月25日発行)

ディスクガイド/青木正之、出嶌孝次

 

DAVID GUETTA 『One More Love  Virgin/EMI Music Japan(2010)

『One Love』をリパッケージした2枚組……ですが、日本盤は新録パートにあたるDisc-2を単品で出すという親切設計! ビキビキした音に映えるリアーナとの新曲“Who's That Chick?”や、アフロジャックやリル・ジョン、エッグとの合体劇など、オリジナル作として楽しめます。*出嶌

THE BLACK EYED PEAS The Beginning Interscope(2010)

みずからがエレクトロの化身となることで、アーバン・シーンの電化を促してきたBEP。本作では彼らの出自であるヒップホップの要素が面影程度になり、より尖った方向へともはや独走状態。しかしどんな変化があっても彼らのパーティー・ヴァイブは健在でアゲまくり! ゲッタも当然参加。*青木

CHRIS BROWN F.A.M.E. Jive(2011)

全方位的なポテンシャルを見せつけた前線復帰作にして傑作。この特集的には、DJフランクEの手掛けたアッパーなトランス・ポップ“Yeah 3x”、ベニー・ベナッシらしい浮遊感たっぷりなハウス“Beautiful People”に注目。かつて“Forever”でこの手の流行に先鞭をつけた彼だけにノリが抜群なのは当然! *出嶌

FLO RIDA Only One Flo Part 1 Poe Boy/Atlantic(2010)

フロウ・ライダーの滑らかで耳触りの良いフロウが冴え渡る、爽快アーバン・ポップが満載された痛快作。デヴィッド・ゲッタとの“Club Can't Handle Me”なんて家でもハンズアップしたくなる気持ち良さ。ハウス好きにはアクスウェル参加曲も聴き逃せないよ! *青木

USHER Versus LaFace/Jive(2010)

ゲッタの新作にも招かれた皇帝がダンス・ポップの潮流に本格参戦したのはここから。目玉の“DJ Got Us Fallin' In Love”は、数々のヒットをチャートに送り込んできたポップ職人、マックス・マーティンとの初合体曲。客演のピットブルが注入するエナジーも相まって、そのダンスっぷりが痛快だ。*青木

BENNY BENASSI Electroman Ultra(2011)

これはデヴィッド・ゲッタ超えでしょう! 〈この人、こんなに大物だった!?〉と思わせるゲストには、ブラック・アイド・ピーズやクリス・ブラウンらUSシーンのビッグネームがズラリ。ベナッシお得意のバンギンなトラックと合体し、電化アーバン・ポップ祭りを繰り広げています! *青木

 

SWEDISH HOUSE MAFIA Until One Virgin(2010)

セバスチャン・イングロッソ、アクスウェル、スティーヴ・アンジェロの最強ハウス集団によるミックス仕立てのゴージャスなブチ上がり盤。タイニー・テンパーをフィーチャーした“Miami 2 Ibiza”などの自己ヒットやソロ曲に、ハウス古典も混ぜ込んで美しい流れを形成、昂揚に次ぐ昂揚で昇天です。*出嶌

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