カテゴリ : スペシャル
掲載: 2011年07月20日 17:59
更新: 2011年07月22日 12:14
ソース: bounce 334号 (2011年7月25日発行)
インタヴュー・文/久保田泰平
1. VanillaBeans
V・A・N・I・L・L・A……バニビのキュートな新テーマソング。
レナ「大好きなさかいゆうさんのアルバムでもこういうふうにアルファベットを並べていく曲があって、そういうのを作りたいなって」
▼関連盤を紹介。
さかいゆう『Yes!!』(AUGASTA/ARIOLA JAPAN)
2. エルスカディ
イノセントな雰囲気を湛えた、王道のバニビ・サウンド。
リサ「この曲は“ニコラ”の続編なんです」
レナ「“ロード”的な(笑)。何章も続いていく予定です」
3. ナカジタイム
3人のアレンジャーが軸となって作り上げられた『バニラビーンズ II』。ガレージ風のインタールードを合図に中島靖雄による楽曲がここから4曲。
レナ「すごく歌いやすかったです」
リサ「歌うとこそんなにないじゃん!」
4. ドクター、お願い
恋の病をテーマにしたピュアなラヴソング。かつてレニー・クラヴィッツがヴァネッサ・パラディに落とし込んだ60年代感を匂わせるサウンド。
リサ「実は以前、シングル候補として挙がっていた曲で」
レナ「その時はユニゾンで歌を録ってたんですけど、いっしょじゃつまらないからっていうことで、プロデューサーさんが〈ハモってみようか〉って。バニラビーンズ初の全編ハモリ曲です」
▼関連盤を紹介。
ヴァネッサ・パラディ『Vanessa Paradis』(Polydor)
5. Summer vacation
夏が始まるワクワク感と、終わりに近付くにつれて込み上げてくる切ない気持ち──夏向きアイドル・ポップの定番テーマ!
レナ「女の子の可愛い友情を歌った歌詞が、自分の生活にはまったくなかったものなので(笑)、歌で体験できてすごく嬉しかったです」
──ちなみに、お2人にとって夏のスタンダード曲といえば?
リサ「Whiteberryの“夏祭り”!」
レナ「ZONEの“secret base ~君がくれたもの~”ですね」
▼関連盤を紹介。
左から、Whiteberry『ゴールデン☆ベスト』(ソニー)、ZONE『E~Complete A side Singles~』(ソニー)
6. ?
Perfumeの初期作でもお馴染みの木の子が作詞を手掛けたガレージ風ポップ。
レナ「誰に歌詞を書いてもらいたい?ってプロデューサーさんに訊かれて、だったらもう、木の子さんで!って。そしたらホントに実現しました!」
リサ「レコーディングの時にも来てくださって、おみやげの不思議なパズルをレコーディング中いっしょにやってました」
▼関連盤を紹介。
Perfume『Complete Best』(徳間ジャパン)
7. オオスミタイム
60年代アメリカのドリーミーなガール・ポップ風に仕立てられたインタールード。ここから大隅知宇アレンジ曲が4曲。
8. むすんでひらいて
お菓子のお家に住みたい!的な女の子の空想がいっぱい詰まった“ニコラ”系の王道バニビ・サウンド。歌い方はちょっぴり〈ぶりっこ〉で。
レナ「歌詞が可愛い」
リサ「お姫様になった気分で歌ってます(ニッコリ)。ところで歌詞に出てくる〈あなたの青いジャム〉って何なんでしょう?」