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さかいゆう

 

20歳でLAに留学してピアノを学び、帰国後はorigami周辺のアーティストをはじめとする面々とセッションを重ね、地下シーンで評判となっていたさかいゆう。2006年に『ZAMANNA』でアルバム・デビューし、その後はマボロシとの共演や自身のバンドを率いて参加したKREVAのライヴ・サポートなどを通じても名前を広めていった。ハイトーンで澄んだ歌声を武器に、インディー時代の作品は自身のルーツに忠実なよりソウル色の濃い音楽性が魅力だったが、2009年にメジャー・デビューして以降はその黒さをアクセントにしつつよりポップ度を増し、曲調も幅広くなった印象だ。そんな彼の最新形がミニ・アルバム『ONLY YU』。作詞・作曲はもちろん、楽器の演奏から何からをすべて自身で行い、〈ポップであれば何でもアリ!〉といった感じの多彩なサウンドで楽しませてくれる。〈歌うピアノ男子〉の枠をハミ出して、次にどんな音を聴かせてくれるのか、期待せずにはいられない!

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2011年05月11日 18:00

ソース: bounce 331号 (2011年4月25日発行)

文/加藤直子

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