日本語ラップとミックスCD
2010年に大いに盛り上がった日本語ラップだが、その隆盛を支えた重要な要素としてミックスCDの存在は欠かせない。DJ HAZIMEやDJ CELORY、サイプレス上野らがそれぞれテーマに沿ったオフィシャル・ミックスをリリースしていたが、その動きを後押ししたのがフロア映えする日本語曲が増加したことだろう。そうした状況を着実に反映したDJツアー〈KUROFUNE〉など、シーン全体があえて一枚岩であろうとする動きの目立った年だった。
▼関連盤を紹介。
DJ NOBU A.K.A. BOMBRUSH!のミックスCD『BLACK FILE THE BOMBRUSH SHOW 2』(ポニーキャニオン)
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