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特集

One step 2 another 2010

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2010年12月22日 14:15

更新: 2010年12月22日 14:22

ソース: bounce 327号 (2010年11月25日発行)

構成/編集部

 

「ダブステップってさ……最近はCDでもいっぱい出るようになったよね」

「特に今年はそうかもしれないですね。独自盤とかも含めて、日本盤がけっこう出るのは嬉しいですね。それに伴って来日もあったりするし……シングルは追いきれなくなってきましたけど」

「前から本人も公言してたディプロのやつもやっと出たな。もっとも、ラルー&メジャー・レイザーのミックステープとか、それに先駆けるものはいろいろあったけど」

「一方では、あのクリス・ココが監修のチルアウトものにもダブステップ盤がありますからね。そもそも〈ダブステップ〉って言葉自体、いろんな捉え方ができそうなものですけど、中身にはもっと幅と奥行きがあったというか」

「まあ、いわゆるダブではなくてベース・ヘヴィーなブレイクスというか。ドラムンベースのアルバムでも最近は多く聴けるようになってきたけど、懐かしのガラージ・ブレイクスみたいな……って今年は懐かしいどころじゃなくなってたみたいね」

「UKガラージの影響がより地上にもわかりやすく出てきましたね。ジーニアスの“As I”で歌ってたケイティ・Bはマグネティック・マンのアルバムに参加してましたし」

「ケイティはカウント&シンデンの“Hold Me”でも歌ってたけど、そもそもこういうベース音楽ではMCやシンガーは横断してるから、表向きのキーワードはあんまり気にしなくていいよね。マグネティック・マンといえば、ミス・ダイナマイトの参加には興奮してしまったよ! BOOO!」

「……オヤジ丸出しですね。こないだもラスコの“Hold On”がMJコールみたい!とか騒いでたし……わかりますが」

「ジンクとかエージェント・Xががんばってたりすると嬉しいもんなんだよ。ロスカとか旬っぽい人たちももちろんカッコイイんだけど」

「一方ではテクノというかベーシック・チャンネル流れの伝統も流入してきてて、日本でも愛されてますね」

「まあ、一口にダブステップと呼ばれてても、中身がいろいろなのはオッサンにもよ~くわかりました。とりあえず君らのオススメを聴いてみる」

「すでにダブステップ以降を示すキーワードみたいなのもいろいろ出てきてますし……ここでは触れられていないグローファイ/チルウェイヴだったりロック方面の……」

「そのへんは次号にしてくれる?」

 

▼関連盤を紹介。

左から、2010年のミックスCD『Hyperdub vs. 3024 -Exclusive Mix For Japan』(BEAT)、ディプロの最新コンピ『Blow Your Head Vol 1: Diplo Presents Dubstep』(Mad Decent/Downtown)、2010年のコンピ『Chilled Deep Dub Step』(Sure Playaz)、ASCのニュー・アルバム『Nothing Is Certain』(Nonplus)、ジーニアスの2008年のミックスCD『Volumes: One』(Rinse)、カウント&シンデンの2010年作『Mega Mega Mega』(Domino)、ロスカの2010年作『Roska』(Rinse)、シャックルトンの2009年作『Three EPs』(Perlon)

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