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プロデューサー=フライング・ロータスにも注目しよう

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2010年05月05日 19:00

更新: 2010年05月05日 19:06

ソース: bounce 320号 (2010年4月25日発行)

文/出嶌孝次

 

ホセ・ジェイムズや別掲のゴンジャスフィ、さらにはムスィーナーの新曲“Lose My Fuse”などを立て続けに手掛け、プロデューサーとしても活動範囲を広げているフライング・ロータス。リミキサーとしてもマーティンのようなダブステップを手掛け、いままでの友人関係を中心とした仕事からどんどん外側へと広がっているようだ。なかでも期待したいのが、本人名義の作品ではいまのところ望めそうにないラップ・トラックで、近年はグラウチ&イーライ(リヴィング・レジェンズ)の“Old Souls”をはじめ、デクレイムの『Astormiscomin』で(イントロも含めて)4曲を担当したり、彼とジョージア・アン・マルドロウの“Mages Sages II”を手掛けたり、シーンに求められる重要度も増しているようだ。

最近ではミックステープ企画ながらもグッチ・メインをリミックスしていたり、そのまま超メジャー方面への進出も期待してみたいところだけど……本人いわく「メインストリームのものはラジオで聴くぐらい。リル・ウェインとか」だって。

 

▼関連盤を紹介。

左から、ホセ・ジェイムズの2010年作『Blackmagic』(Brownswood)、マーティンの“Natural Selection(Flying Lotus Cleanse Mix)”を収めた2009年のコンピ『Round Black Ghosts 2』(~scape)、グラウチ&イーライの2009年作『Say G&E』(Legendary)、デクレイムの2008年作『Astormiscomin』(Ramp)、ジョージア・アン・マルドロウ&デクレイムの2009年作『Someothaship』(Ramp)、ブランク・ブルーの“Blank Blue(Flying Lotus Remix)”を収めたラスGのミックスCD『Beat Soup』(Ras G)

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