J-CLUB(2)
真保☆タイディスコ
『住m場sho着るmの絡まって』 KUMARU
タイ独自の猥雑なお水系トラックとキュートなMCでフロアを和ませる話題のDJによる初作。現場でのハッピー・モードが一転、グライムにファンシーさを織り込んだエレクトロ・サウンドにタイ・ディスコなMCを融合させた内省的な逸品でビックリ。*田中将
桑田つとむ
『This is my house』 ene
DJ Quietstormの別名義である桑田つとむが、ここ数年の局地的なシカゴ・ハウス・リヴァイバルのなか、ドンピシャで出した大作。80年代のシカゴを体感した者にしかできないと言わんばかりのファンキーでクレイジーでヴァイオレントなグルーヴに身体をジャックされた若人が続出した。*田中将
Jazzin' park
『A Day In The Life』 philter
人気ハウス・デュオが、かねてからのソングライター志向を全面開花。ソウルからの影響を多分に滲ませたアンサンブルに緻密なコーラスワークを織り込み、日常に寄り添う珠玉のポップ・ミュージック集を作り上げた。J-Popのフィールドにおいても、今後台風の目となるはず。*澤田
PAN PACIFIC PLAYA
『PAN PACIFIC PLAYA 2』 PAN PACIFIC PLAYA
裏横浜からメロウ&スムース&スウィート&エロティックなサウンドを届けたPPP。2009年は脳のソロ作のほか、LUVRAWとBTBがZEN-LA-ROCKの作品に参加するなど目撃情報が後を絶たなかった。2010年も多様な活動が噂される彼らに注目! *田中将
TeN
『low』 Village Again
A Hundred Birdsのヴォーカリストがソロ・デビュー。ブラジル音楽やジャズ、ディープ・ハウスが溶け合った濃厚なグルーヴの上を、主役の歌声がたおやかに舞う様は何ともスピリチュアルだ。国産クロスオーヴァーの集大成であり、次代のポップ・スタンダードとなり得る一枚。*澤田
Kentaro Takizawa
『BIG ROOM』 tearbridge
国産ハウスを支えてきた俊英のメジャー・デビュー作。多彩なシンガー陣を迎え、王道のNYハウスをストレートに展開した。バック・トゥ・ベーシックな一枚だが、テッキーでエレクトロなサウンドに埋め尽くされたシーンにおいてはひときわ新鮮に響いた。*澤田
- 前の記事: J-CLUB
- 次の記事: ROCK IN JAPAN