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特集

DISCOGRAPHIC POLYSICS 1999~2005 ヤノ加入以前に発表された作品群を一挙にプレイバック!!

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2010年01月13日 19:00

更新: 2010年01月13日 19:44

文/土田 真弓

『1st P』(1999)DECKREC

余談だが、本作の品番は〈DCRC-00001〉。最近では黒猫チェルシーを輩出した老舗レーベルの第1号作品でもあるこの初作には、パン投げ時代(から現在に至るまで)のライヴ定番曲が目白押し。ニューウェイヴ・サーフ・ガレージな“BUGGIE TECHINICA”をはじめ、問答無用でテンションが上がる楽曲群はピコピコ度も120%。

『A・D・S・R・M!』(1999)DECKREC

パン投げ担当サコの脱退によってハヤシ、カヨ、スガイ(前ドラマー)の3人体制となり、前作から8か月のスパンで届けられた2作目。キッチュさはそのままにパンキッシュな攻め感を増強した本作は、一言で表現するならテクノ・ポップ・ライオット?  ギター/シンセのリフで押しまくる構成が圧倒的だ。ちなみに、本作までは歌詞がない。

『NEU!』(2000)キューン

メジャーに移籍してリリースされた3作目は、闘魂を激烈に注入したパンク~ハードコア・サウンドを強靭なバンド・アンサンブルで音像化したハイエナジーなロック・アルバム。やや控え目とは言え、電子音もエキセントリックな振り切れぶりに拍車をかける役割をしっかりと果たしている。その発端となった“XCT”はいまでも人気の逸曲。

『ENO』(2001)キューン

プロデューサーに岡野ハジメを迎えた4作目は、前作からの反動のごとくシンセを大フィーチャー。〈ニューウェイヴをロックのフォーマットで鳴らす〉というみずからのアイデンティティーを過去最高にわかりやすく提示した佳作となっている。日本語詞の初採用もその一環か。なお、現ベーシストのフミは本作より正式メンバーとして参加。

『FOR YOUNG ELECTRIC POP』(2002)キューン

タイトルにすべてが込められた5作目。バンド・サウンドで体現してきたダイナミズム/ライヴ感はやや抑え気味で、代わりにエレクトリックかつポップな要素が前面に出た意欲作。ヴィジュアルも含め、プラスティックな質感がやや強めか。ナック“My Sharona”のカヴァーも電化色が濃厚……だけど、ファニーな〈らしさ〉が全開で最高!

『National P』(2003)キューン

スガイの脱退を受けイシマル(SNAIL LAMP)の助力を得て制作された6作目。意味を超越した言葉の羅列とエネルギッシュなプレイは原点回帰?……と思いきや、さらにイキきったハイテンション・テクノ・ポップで聴き手の度肝を抜く衝撃作だ。海外ツアーを通じて確認した自身の美点=過剰さとユーモアセンスが素晴らしくエンターテインされている。

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