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ハヤシのコメント付き!――『BESTOISU!!!!』全29曲の完全ガイド(5)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2010年01月13日 19:00

更新: 2010年01月13日 19:44

文/小野島大、土田真弓

07. Rain Rain Rain(『Now is the time!(UK Edition)』収録)

「いままでのPOLYSICSにはないタイプの曲が作りたくて。やっぱりギターで作るんでそういう曲が多くなるんですけど、そうじゃなくてシンセで展開していくような曲を作りたかった。それで、デペッシュ・モードのファーストを意識して。歌詞はしりあがり寿さんの〈箱船〉っていう作品にインスパイアされてます。止まない雨が降り続いて東京が浸水しちゃうっていうまったく救いのないマンガで、かなり衝撃だったんですよ。そんなふうに音楽以外の何かに触発されて作ることって、滅多にないですね。最近はいろんなものに興味をもって、本読んだり映画観たり、歌舞伎観に行ったりしてますけど」。

08. Super Sonic(『Now is the time!(US Edition)』収録)

「『Now is the time!』は国によって、それぞれ曲順や収録曲を少しずつ変えてあるんですよ。それはもうツアーやって肌で感じた土地勘からとしか言いようがないんですけど。アメリカはディーヴォ愛が強いんで、“Tei! Tei! Tei!”とか異様に盛り上がるんですよね。ロウのリフが強調されたヘヴィーな曲がウケる。“URGE ON!!”とか、この曲もそうですね。でもUKは短い曲がポンポン進んでいくようなのがハマリがいい気がしたんですよ。キャッチーな短い曲がパンパンパンと続いて終わり、みたいな。だからUK盤は“Tei! Tei! Tei!”をカットして“シーラカンス イズ アンドロイド”で始まってる」。

09. XCT (Live at ROCK IN JAPAN FES. 2007)

2000年発表のシングルだが、ここに収められたのは〈ROCK IN JAPAN FES.2007〉での未発表ライヴ・テイク。「いまの4人でヤノ加入以前の曲を演奏しているテイクを収録したかった」とハヤシ。*小野島

10. S.V.O (Live at 新宿LOFT)

2009年10月20日、新宿ロフトにおける新旧のオルタナ系バンド総出演のイヴェント〈DRIVE TO 2010〉出演時のもの。「このイヴェントはポリのハードでコアな部分がよく出たイヴェントだったと思います。メニューも通常のツアーと全然違ったし、〈トイス!〉も言わなかったし(笑)。あのツアー中にこういうライヴがあったのは良かったです。自分が客として行ってた時のロフトに近くて、すごく緊張感があった。ポリのファンじゃないお客もいて、〈今日もよろしく~〉みたいな感じじゃできない。客として観る時もそんな感じだった。呼んでもらって本当に光栄だったし、バンドやってて良かったと思いました」。

11. FOR YOUNG ELECTRIC POP (Live at ROCK IN JAPAN FES. 2009)

2002年作『FOR YOUNG ELECTRIC POP』収録曲だが、ここに収められたのは〈ROCK IN JAPAN FES.2009〉での未発表ライヴ・テイク。ソリッドでタイトな〈ヤノ後〉の演奏だ。*小野島

12. 夏 Bam Bam(『Absolute POLYSICS』初回限定盤のDVDのメニュー画面に収録)

「そのDVDのレコーディング・ドキュメントで、この曲の制作過程を見せたんですけど、なぜか本編のCDには収録されなかったという(笑)。曲自体は気に入ってたんですけど、あのDVDを録ったのがアルバムが完成した後だった。まあCDにはしないだろうと思ってた。でもこのベスト盤を作るにあたって、ライヴとか未発表曲とか盛りだくさんな内容になって、締めをどうしようかと迷って、この曲が浮かんで、収まりが良くなった。で、Disc-1の1曲目の“Baby BIAS”がヤノが入って最初の曲で、これがいちばん新しい曲になるという構成ですね」。

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