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特集

Recycle means Re:Michael(2)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2010年01月06日 18:00

ソース: 『bounce』 317号(2009/12/25)

文/池谷 昌之、出嶌 孝次

COLDFEET
『MJ THE TOUR』
 ROTH PROJECT(2009)
続出中の急造盤とは一線を画する、生前のMJから許諾を得て制作進行していたカヴァー集。原曲にほぼ忠実なアレンジやアドリブは、彼の音楽をリスペクトして真正面から向き合った結果だろう。各界の精鋭たちもMJの名の下に集結し、COLDFEETをサポートしている。*池谷

『KIDS BOSSA presents Michael Covers』 SMOOVE(2009)
パパママ層にも人気の〈KIDS BOSSA〉シリーズ、MJ版。モータウン期からの定番曲を11歳の女の子があどけなく歌う内容で、ラヴァーズ風アレンジによる“I Want You Back”のキュートさは意外な掘り出し物? 普遍的なメロディーはやはり素晴らしいのです。*池谷

bonito

『sings MJ』 TONETONE(2009) 
Hands of CreationやBophanaなどで活躍中の小池龍平がMJナンバーを7曲取り上げたミニ・アルバム。アコギ1本とブルース・ハープのみでボサノヴァやレゲエ調を演ったごくシンプルな作りながら、温かい歌とリズミックなギターの優しい絡みで楽曲の魅力の本質を表現した佳作だ。*出嶌

『I LOVE MJ JAZZ』 ユニバーサル(2009) 
ジャズ界におけるMJカヴァーを新旧/スタイル問わず集めたコンピ。フリー・ソウル筋にも人気のカル・ジェイダー“Never Can Say Goodbye”と“I Want You Back”や、韓国発のジャズ・ポップ・ユニットであるウィンタープレイの新録カヴァーによる“Billie Jean”まで幅広い内容だ。*池谷

久保田利伸
“Tomorrow Waltz”
 ソニー(2010) 
カヴァーやリメイクじゃないけど、前号でも紹介したMJ世代の代表から、実に彼らしいトリビュートが到着。年明け早々に登場するこのニュー・シングルではカップリングに“STAR LIGHT”を収録……そう、“Thriller”の前身“Starlight”を連想させる曲名通りの内容なのだ。詞にも注目! *出嶌

『BEAT IT - WE LOVE MJ』 IRMA JAPAN(2009) 
MJ逝去後にイルマの日本支部が企画してリリースされた、定番名曲のキャッチーなハウス~エレクトロ・リメイク集。スウェーデンのポリフォニクス、日本のyumaとGOKU(cargo)の計3組による洒落た聴き心地の楽曲集で、“Beat It”をマッシヴなエレクトロにしたGOKUの仕事ぶりが光る。*池谷

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