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特集

DISCOGRAPHIC BON JOVI(2)

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2009年11月04日 18:00

ソース: 『bounce』 315号(2009/10/25)

文/出嶌 孝次

『These Days』 Mercury(1995)
ラッシュやクイーンズライクの名作を生み出したピーター・コリンズを、『Cross Road』からの大ヒット“Always”に続いて起用した6作目。“Hey God”などの力強いロックンロールもあるが、ここで耳が行くのは円熟味すら感じさせるバラード群。安定した〈大人のロック〉盤だ。

『Crush』 Island(2000)
久々に手を組むはずだったフェアバーンの逝去を受けて新進のルーク・エビンを抜擢、“Livin' On A Prayer”の続編“It's My Life”をマックス・マーティンと共作するなど、新たな血を積極的に導入したポップな意欲作。歌い口まで完全にボス化した“Just Older”が素晴らしい。

『Bounce』 Island(2002)
ソルトレイク五輪閉会式でのパフォーマンスなどで〈アメリカ〉の象徴を担った成果か、90年代以降で最高の全米2位をマーク。“Keep The Faith”を連想させる“Everyday”などアンドレアス・カールソンと共作した5曲をキーに、ストリングスも多用した耳触りの優しい曲が並ぶ。

『Have A Nice Day』 Island(2005)
新作でも組むジョン・シャンクス、パール・ジャムの傑作群で知られるリック・パラシャーという2人を参謀に据えた9作目。隙のない作りは職人芸の域だが、ポール・バックマスターのストリングス・アレンジも優美な“Wildflower”などリック制作曲の穏やかさは新生面も窺わせる。

『Lost Highway』 Mercury Nashville(2007)
ジョン・シャンクスとダン・ハフが半々ずつを手掛けたカントリー・アルバム。前者とのLA録音曲がフィドルなどを凝らした〈いかにも〉なヴァーチャル・カントリー(?)なのに対し、本場のナッシュヴィルで後者と録った曲のほうがボン・ジョヴィらしさ全開に聴こえておもしろい。

OTHERDISCOGRAPHIC

ALBUM
『One Wish』(2003)
『I Look To You』(2009)

COMPILATION
『The Greatest Hits』
『Love, Whitney』
『Ultimate Collection』

インタビュー