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特集

SORRY FOR... 日本のロック・ファンは間違っていた!?

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2009年11月04日 18:00

ソース: 『bounce』 315号(2009/10/25)

文/北爪 啓之

 世界中のどこよりも早くBJが日本でブレイクしたことは周知の事実。デビューの翌年にあたる85年の時点で麻倉未稀が“Runaway”をカヴァーしていたり、J-FRIENDSから楽曲提供を依頼されたり、反町隆史と共演したり、先頃行われた某アンケートの〈女性が会いたい男性洋楽アーティスト〉部門で2位に選出されたり……この25年間、BJ人気が落ちることはなかった。また、メンバーも日本贔屓で知られ、たびたび来日しては素敵な笑顔を振り撒き、婦女子の心を獲得し続けている。むろん、ライヴや取材をボイコットor遅刻するなど〈ロックスターっぽい〉行動も見せたことがない。

もっとも、こうしたアイドル的な人気や商業主義的とも取れる態度を、インディー・ロックなどを支持するリスナーが嘲笑気味に眺めていることも確かだろう。気持ちはわからなくもない。けれど、そうしたアンチな姿勢は音云々よりも、もっぱらBJのパブリック・イメージへの薄っぺらい反発でしかないように思える。無理して聴けとは言わないが、彼らがパワー・ポップやルーツ・ロック的視点からも紐解けるおもしろい存在だということを知らないのは、少々もったいない気も。対BJのみならず、ロック・リスナーのつまらない偏見がロックをダメにしていることに、そろそろ当事者たちは気付くべきじゃないか?

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