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特集

マイケルの師、ギャンブル&ハフとは

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2009年10月28日 18:00

更新: 2010年01月25日 20:59

ソース: 『bounce』 315号(2009/10/25)

文/林 剛

ジャクソンズを手掛けたケニー・ギャンブル&リオン・ハフは、71年にフィラデルフィア・インターナショナル(PIR)を始動させ、オージェイズ、ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノーツ、ビリー・ポールといったスターを送り出した、フィリー・ソウルのソングライター/プロデューサー・デュオだ。彼らは流麗で躍動感のあるサウンドを奏でる音楽集団MFSBのトップに立ち、人類愛や家族愛、世界平和などをテーマにした曲を創作。60年代都市型ソウルの代表がモータウンなら、70年代のそれはフィリー・サウンドとはよく言われるところで、流行に敏感だったジャクソン兄弟がギャンブル&ハフと組んだのも必然だったと言えるだろう。ただ、ジャクソンズがやってきた時は、MFSBのリズム隊がサルソウル・オーケストラに行くなどして入れ替わり、 PIRの曲はデクスター・ワンゼルらが中心となり、サウンドもメロウでアダルトなものへと変容しつつあった。ジャクソンズは、いわばそんな第2期PIRのスターだったわけだが、かつてJ5が第2期(LA)モータウンの牽引役だったことを思うと、この符合は興味深い。

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