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特集

GOOD THING GOIN' モータウン期の代表的なMJリサイクル(4)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2009年10月07日 18:00

ソース: 『bounce』 314号(2009/9/25)

文/池谷 昌之、出嶌 孝次

MARIAH CAREY
『MTV Unplugged EP』
 Columbia(1992)
ジャーメイン役にトレイ・ロレンツを据えた“I'll Be There”はシングル化もされ、オリジナル同様に全米チャートを制覇。マライアの歌力を聴衆の前で証明したこのライヴ盤でも、ソウルフルな歌唱でカヴァーながら屈指の人気曲となっている。追悼式で歌った姿も印象深い。*池谷

GHOSTFACE KILLAH
『Ironman』
 Razor Sharp/Epic(1996)
“Maybe Tommorow”のイントロをループした哀愁トラックに、原曲に倣ったメアリーJ・ブライジのフック。そこにウータン随一ソウルが似合う男=幽霊顔のストーリーテリングが展開される“All That I Got Is You”は、黄昏色も極まった染みるヒップホップ名曲だ。*池谷

LIL' ROMEO
『Lil' Romeo』
 SME/Priority(2001)
マスターPの息子のデビューは、“I Want You Back”のラップ・カヴァーとも言える“My Baby”にて。同曲でチャート制覇を果たした当時は11歳で、J5の原曲がチャートを制覇した時のマイケルと奇しくも同じ年齢だった。なお、PVにはマイケルのそっくりさんも登場する。*池谷

ME FIRST & THE GIMME GIMMES
『Take A Break』
 Fat Wreck(2003)
〈何でもパンク・カヴァー〉ブームの火点け役たちが、ソウル~R&Bモノで固めた一枚。ホイットニーやR・ケリーらの名曲が並ぶなか、J5の“I'll Be There”も堂々のエントリー。ジャーメインのパートで勇ましくシンガロングさせる作りがカッコイイ。*出嶌

J XAVIER
『Young Prince Of Tha South』
 Music World(2006)
ビヨンセの親父が送り出したH・タウンのキッズ・ラッパー。クリス・クロスやクォー、リル・ロミオらの先例に倣って、“I Love My Music”ではメランコリックに“Never Can Say Goodbye”をサンプリング。トラックとの相性もバッチリな佳曲に仕上げている。*出嶌

Q-TIP
『The Renaissance』
 Universal(2008)
メジャーな曲のサンプリングを良しとしない印象をウリにしていたティップだが、この最新作にはJ5の“Dancing Machine”をキャッチーにネタ使いした“Move”を収録。これまたJ・ディラの遺した渾身のループを基盤にしているわけで、ディラのJ5愛がひたすら微笑ましいばかりだ。*出嶌

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