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特集

GOOD THING GOIN' モータウン期の代表的なMJリサイクル(3)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2009年10月07日 18:00

ソース: 『bounce』 314号(2009/9/25)

文/池谷 昌之、出嶌 孝次

NAUGHTY BY NATURE
『Naughty By Nature』
 Tommy Boy(1991)
“ABC”をサンプリングした“O.P.P.”はJ5ネタ使いの代表格にして、揺るぎなきヒップホップ・クラシック。2001年のMJデビュー30周年記念コンサートにて再結成されたJ5が“ABC”を歌った際、ランディが〈Get Down With O.P.P.!〉と客席を煽っていたほどだ。*池谷

JAY-Z
『The Blueprint』
 Roc-A-Fella/Def Jam(2001)
斬新な形での“I Want You Back”使いが話題になった“Izzo(H.O.V.A.)”のプロデュースは、当時まだ無名に近かったカニエ・ウェスト。ジガの慧眼も流石だが、アイデア次第で大ネタからも新たなクラシックを生み出せるということを証明したカニエの手腕が光る。*池谷

MARY J. BLIGE
『Love & Life』
 Geffen/ユニバーサル(2003)
“If I Don't Love You This Way”のカヴァーは本作の日本盤のみにボーナス収録。リオン・ウェアとパム・ソウヤーの共作による原曲をほぼ忠実に再現したスウィート・ソウルに、メアリーのホロ苦い歌い口がフィットし、深い味わいの逸品に仕上がっている。*池谷


J. DILLA
『Donuts』
 Stones Throw(2006)
デトロイトからLAへ……という道程もJ5とかぶる稀代の才人。遺作となったこのビート集には、“All I Do Is Think Of You”を伸び縮み自在にエディットした“Time: The Donut Of The Heart”を収録。ルーツ“Can't Stop This”やドレイク“Where To Now”などそのループ自体の再利用も数多い。*出嶌

cro-magnon
『MELLOW OUT & ACOUSTIC』
 ラストラム(2008)
近作も快調なインスト・バンドのカヴァー集。“Never Can Say Goodbye”がジャズ・ファンク調でメロウに披露され、金子巧のエレピもまろやかで心地良く響く。これに先駆けてはINO hidefumiも同曲を取り上げていたし、鍵盤弾きの何かをくすぐる曲なのかも? *出嶌

AFRIKA BAMBAATAA
『Death Mix』
 Paul Winley(1983)
昔からオヤジ顔だけど、実はマイケルと1歳違いだったりするバム翁。ライヴ録音による本作は80年代初頭のパーティーの模様を収めた伝説的なミックスで、ここで使われたことがJ5の“It's Great To Be Here”にブレイクビーツの定番という永遠の命を与えた。*出嶌

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